帯広南商業高校 

ソフトボール部

 

さあ、腕試し。東日本大会に行ってきます!

 季節のあるじが、春色のクレヨンを使い始めたのでしょう。街のあちこちが、ほどよく彩られてきました。長かった冬から、春にバトンが渡される日も近いのですね。

 「第39回東日本高校女子ソフトボール大会」が、3月26日(木)の開会式からスタートします。例年より、1ヶ月以上も早く公式戦を経験できることの素晴らしさに、選手・コーチともども、今から興奮しています。競技スポーツに携わっているのですから、当然結果は求めなければなりませんが、普段対戦することのできない他県の高校とソフトボールができる喜びは、なかなか抑えきれるものではありません。選手には、この冬のトレーニングで培った心身のレベルアップを思う存分に発揮して、6月の高体連全道大会に繋げてもらいたいですし、私自身もこの冬に学んだ技術やコーチング理論を、選手にしっかり伝えたいと考えています。

 グラウンドに残っている雪が姿を消すころ、各チームが新入部員を迎え、いよいよ新しいシーズンが始まります。4月からは、練習試合や合同練習などで、たくさんの選手・チームと顔を合わせることになるでしょう。切磋琢磨しながら、ともに励みましょう。よろしくお願いいたします。

≪東日本大会に向けたスケジュール≫
    3月20日(金) 帯広出発
    21・22日(土・日)日立ソフトウエアグランドでの練習(横浜市)
    23・24日(月・火) 平塚商業との練習試合(平塚市)
    25・26日(水・木) 藤枝順心・沼津商業との練習試合(藤枝市)・開会式(小田原市)
    27・28日(金・土) 予選ブロックリーグ戦(厚木市) 対戦校:宇都宮文星女子・大和・専大北上・高崎商業
    29・30日(日・月) 1・2部 決勝トーナメント(厚木市・小田原市)
       31日(火) 帯広到着     

東日本大会への推薦決定。春が楽しみです

 グラウンドが雪に包まれ、真冬日になることも多いですが、日暮れは遅くなっている気がしています。ほんのちょっとの春の気配が、とても嬉しく感じられます。

 3月26日(木)の開会式からスタートする、「東日本高校女子大会」への協会推薦が正式に決定しました。開催地は、神奈川県厚木市および小田原市。参加32チームを8つのリーグに分けて戦い、その後は各リーグ1・2位(計16チーム)が上位トーナメント、各リーグ3・4位(計16チーム)が下位トーナメントで競うことになります。

 雪が残る北海道を離れ、本州で開催される大会に参加できることは、非常に有意義なことと感じています。選手も、東日本大会で恥ずかしいゲームをしない、今回の経験を6月の高体連全道大会につなげることを念頭に置きながら、例年にない過密でハードな冬季室内トレーニングに汗を流しています。そして、6段階に組まれた冬季室内トレーニングのメニューも、来週ついに最終段階に入ります。バットもボールも握らない期間も2ヶ月ありましたが、この冬季室内トレーニングを終えると、選手は心身ともに逞しくなります。毎年、シーズンに入ってからの選手の動きを見ても、努力は決して裏切らないことを実感できます。加えて、私自身、今回のメニューを終えた選手の姿をグラウンドで観るのが、今から楽しみでなりません。

 インフルエンザが流行しているようですから、どうぞご自愛ください。特に受験生諸君は、しっかりと体調を管理して、受験勉強を乗り越えて下さい。大願成就!! 最後に、遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。そして、今年も南商ソフトボール部への、ご支援ご声援をよろしくお願いいたします。

≪今後のスケジュール≫
    ◎ 1月25日(日) 更別村ふるさと館での練習
    ◎ 2月 8日(日) 父母会主催による3年生のお別れ会   

新人戦全道大会は、準優勝でした!

 朝夕の気温は下がってきましたが、日中は残暑という言葉が相応しい。でも、それもあと少しでしょう。雲の形状に、日暮れの早まりに、秋の深まりを感じずにはいられません。

 9月13・14日の両日、石狩市で開催された「新人戦全道大会」に参加しました。苦しみながらも勝利を手にして決勝戦進出。敗れはしましたが、12年ぶり2回目の準優勝となりました。決勝戦では、コールド負けを喫しましたから素直に喜べませんが、準優勝チームは、3月下旬に神奈川県で開催される「東日本高校女子大会」に推薦されます。まだ雪の残る北海道を離れ、本州のチームとゲームができるのは、かけがえのない経験になるはずです。また、冬のトレーニングに取り組む意識も大きく変化するでしょう。これまでのトレーニングのメニューを精選して、心身ともハードに鍛えなければと考えています。

 準優勝という、今シーズンの最低限の目標はクリアしましたが、春から追求していた守備力の強化という課題はクリアされないままです。4試合での失策が13(そのうち失点に絡んだ失策が8)。この状態では、本州のチームには太刀打ちできません。基本技術の徹底と下半身の強化によって、守備力の強化という課題をクリアしなければなりません。

 多くのOGが積み重ねてきた部史に、新たなページが綴られました。しかし、決して満足することなく、選手ともども常に不満足で、貪欲に練習に取り組みたいと思います。
 南商球場の近くまでお越しの際は、選手に激励の言葉を掛けていただければ幸いです。そして今後とも、南商ソフトボール部に対するご声援をよろしくお願いします。

≪新人全道大会の結果≫
 1回戦 遠 軽 6−13     2回戦 苫小牧総合経済 9−11
 準決勝 旭川商 4−8     決 勝 とわの森三愛  9−0
 

≪今後のスケジュール≫
    ◎ 9月20日(土) 八千代中
    ◎10月 4日(土) 技術講習会への協力(会場:札内川河川敷ソフトボール場)
    
◎10月10日(金) 南商体験入学(会場:南商球場)
    ◎10月19日(日) 父母会主催の交流試合(会場:南商球場)



岐阜県大垣市での夏合宿を終えて

低温注意報が出るぐらい、気温が上がりません。まだ8月であるカレンダーを見るたびに、違和感と寂しさを覚えます。3週間前には、40℃近くまで気温の上がった岐阜県で合宿を行っていたことを考えると、それが遠い過去の出来事のように思われます。 今夏、私がコーチになってから初めてとなる本州遠征を実施しました。7泊8日の日程、場所は水の都である岐阜県大垣市(関ヶ原がすぐ隣でした)。その大垣市に本拠を置くプロ・ソフトボールチーム「FUKUJYUSO」さんのご厚意により、13回目を迎える「FUKUJYUSO CUP」に参加することができたのです。未熟で、経験値が浅く、しっかりとした声も出せないチームですが、最終日には合同練習も組んでいただき、非常に良い経験をさせてもらうことができました。そのうえ、宿泊施設や自動車の手配など、全方位におよぶサポートも頂戴しました。大感謝の気持ちを表すのに、相応しい言葉が見つかりません。本当に、本当にありがとうございました。 新人戦全道大会では、ひとつでも多く試合を重ねて結果を出すことが、恩返しになるのだろうと思っています。そして、次回の大会にも参加させていただけるのなら、選手・コーチともども成長した姿を見てもらいたいとも思っていますので、どうぞよろしくお願いします。 スポーツが生み出す人間の絆を感じずにはいられない、暑い熱い夏を経験することができました。これを一瞬の夏にするのか、かけがえのない貴重な夏にするのかは、今後の生活と練習への取り組み方で決まります。「意識改革」「選手の自主性」「基本の徹底」を念頭に置きながら、より良いチーム作りをしたいと考えています。 さあ、新人戦全道大会が目前です。時間的に出来ることは限られますが、決して妥協することなく、南商ソフトボール部の部旗にある「全心全力」で戦ってきますので、応援をお願いいたします。

≪今回の遠征で対戦させていただいたチーム≫
 8月7日 大垣商業(岐阜県)B 8月8日 藤枝順心(静岡県) 鈴鹿(三重県)
 8月9日 西城陽(京都府) 大垣商業(岐阜県) 本巣松陽(岐阜県) 
 8月10日 金沢商業(石川県) 鈴鹿(三重県)
 8月11日 西城陽(京都府) FUKUJYUSO(岐阜県)

≪今後の大会および練習試合の予定≫
     8月30日(土) 豊頃クラブ(於:南商球場)
     8月31日(日) NANS(於:南商球場)
     
9月13・14日(土・日) 新人戦全道大会(於:石狩市ソフトボール場)

国体全道大会は、初戦敗退。申し訳ありません・・・

 7月に入り、ようやく夏の到来を思わせる日差しが、十勝にも降り注ぎ始めました。本州では、すでに35℃を超えているとのニュース。来月に本州合宿を控えていることを考えると、かなりの覚悟が必要になりそうです。
  12日、札幌市において「国体全道大会」が開催されました。期末テストや降雨により、充分な準備ができなかったとはいえ、初戦敗退という言い訳のできない結果となってしまいました。「南商ソフトボール部」ではなく、「十勝選抜」という肩書きで全道大会に参加したわけですから、簡単に負けることは許されないのですが、守備の破綻から大量失点を喫し、トーナメントから去ることになりました。誠に申し訳ありませんでした。チームは、この敗戦を糧にして、秋の新人戦全道大会に向け、さらなる進化を遂げなければなりません。この夏、自ら積極的に学び、ひとつひとつのプレーに責任を持ち、地道な努力を継続する強い意志を抱かなければ、「全道制覇」という大目標を掲げていても、それは単なる「装飾品」に過ぎません。今こそ、意識改革が必要となります。
  また、この大会を最後に、たったひとりの3年生がソフトボール部を引退することになりました。お疲れ様でした。そして、どうもありがとう。ひとりでは、何をするにも難しいことが多かったでしょうが、よく乗り越えました。これまでの経験が、人生のどこかで役立つことがあれば、たいへん嬉しく思います。今後は、進路に向けて自己実現の可能性を追求してください。集中!
  新チームは、すでに始動しています。他校の選手に、合同チームの編成を呼びかけましたが、都合により参加できなくなり、この夏は南商のみでの活動となりました。この2年間を考えると、少し寂しい感じがします。なお、前述したように、今夏は本州遠征を敢行し、チームとして革命的な成長を遂げたいと考えています。北海道以外の24チームが集う岐阜県大垣市において、コーチとして、あまたの戦術や練習メニューおよび指導方法などを吸収する夏にしなければと、不退転の決意をしています。
  夏休みは、南商球場で毎日2部練習です。是非、選手に気合いを入れてやって下さい。お願いします。

≪高体連地全道大会の試合結果≫
 1回戦 南空知選抜 9−7  


≪練習試合や今後の予定≫

 7月25〜27日 苫小牧総経(会場:南商球場)
     7月28日     保育所訪問(ときわの森保育所)
     8月2〜4日   旭川商(会場:南商球場)
     8月5〜12日  岐阜遠征・FUKUJUSOカップ参加

 

高体連全道大会は、準々決勝敗退でした

 平年と比較すると、肌寒い日が多いような気がします。グラウンドでも、軽装で練習をする機会が少ないと感じています。長期予報では「暑い夏」らしいですが、果たして・・・
 6月21〜23日、釧路市にて『高体連全道大会』が開催されました。初日は、降雨順延となりましたが、2日目以降は天気も回復。予定どおり試合が行われました。初戦は勝ちましたが、点差ほど内容が充実していたわけではなく、消化不良のゲームとなりました。続く2試合目は、最終的に優勝したチームとの対戦でしたが、コールド負けという結果に終わりました。
 試合内容を論じるレベルのゲームではなく、相手と戦う前に、選手は自分自身に負けていました。気負いと恐怖心、相手への過大なリスペクトなど、敗因の大部分はメンタル面だと考えられます。勿論、選手からそれらの不安要素を払拭してゲームに臨ませられなかった、コーチの手腕が最大の敗因ではあります。これからも対戦する機会があると思いますから、コーチ自身が精進を重ね、今回の敗戦をネッセサリー・ロスにできるように、課題解決に向けた練習メニューを組まなければなりません。
 来月には『国体全道大会』が控えています。今年の十勝選抜は、全選手が南商生となりました。高体連全道大会の雪辱を期す大会となりますが、余り力まずに、平常心で大会に臨みたいと思います。若いチームですから、1試合でも多く、トーナメントの緊張感を味わうことがメインテーマです。
 中体連地区予選が近づいてきましたね。大会が重なってしまい、観戦できないのが非常に残念です。自分を信じて、チームメイトを信じて、これまでの練習を信じて、迷いなくグランドに立ち、「全心全力」でプレーすることを期待しています!

≪高体連地全道大会の試合結果≫
 1回戦       滝川西     3−12  
 2回戦 (準々決勝)とわの森三愛 11−0


≪今後の予定≫

 7月12・13日 国体全道大会(会場:札幌市)



 

高体連地区予選会優勝。全道大会で大暴れしてきます!! 

5月30日(金)、札内川河川敷ソフトボール場にて「高体連地区予選会」が開催されました。春季大会では、試合終盤に打線がつながり勝利を手にしたものの、チームの平均学年は1.5年生という若さ。この若いチームが、高体連地区予選会独特の雰囲気に飲み込まれてしまうことも考えられましたが、1年生がひとつひとつのプレーを無難にこなし、その1年生を2・3年生がしっかりと引っ張り、チーム一丸となって勝機を引き寄せることができました。
やはり鍵を握ったのは、昨夏の新人戦地区予選会敗戦の屈辱を味わった2・3年生でした。2・3年生は、この日の勝利のために厳しい冬トレを乗り越えて、心身ともに逞しくなり、その成長した姿を余すところなく披露できたのではないかと思います。たいへん立派でした。
選手が、「全心全力」を尽くして手にした優勝と全道大会の出場権。とても素晴らしい結果ですが、選手は満足していません。単なる通過点であることを自覚しています。最終目標である全道優勝のためには、クリアしなければならない課題がいっぱいあります。あり過ぎるぐらいだし、手に余るぐらいです。それでも選手は、目標を見失わず、自分に諦めることなく、今できることに「全心全力」で取り組んでいます。私自身も妥協せず、しっかりサポートしたいと考えています。
5月下旬とは思えない寒空の下、最後までご声援をいただきありがとうございました。選手は、どんなに勇気づけられたことでしょう。チームを代表して繰り返し御礼を述べさせていただきます。本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

≪高体連地区予選会の試合結果≫
決勝 帯大谷・帯三条合同 0−4  責任投手:鈴木



≪今後の大会および練習試合の予定≫

 6月 1日 練習試合 NANS(会場:南商グラウンド)
     6月 7日 練習試合 当別(会場:当別高校グラウンド)
     6月21・22日 高体連全道大会(会場:釧路市ソフトボール場)



 

大谷・三条連合チームに雪辱なる。春季大会を優勝で飾りました!

 寒暖の差が非常に激しく、体調の維持が難しい5月になっています。オホーツク沿岸では、雪が積もったようです。スポーツや行楽には最適なシーズンなのですから、1日も早く、穏やかで爽やかな陽気になってもらいたいものです。
  11日、十勝地区春季大会が開催されました(出場は2チーム)。昨夏の新人戦地区予選会における敗戦の雪辱を期す大会となりました。3対3のタイスコアで迎えた最終回に一挙9点を挙げ、接戦にケリをつけました。春季大会での連覇記録を延ばすとともに、2・3年生は、昨夏の屈辱を晴らし溜飲が下がったことでしょう。彼女たちは、この春季大会と高体連地区予選会での勝利を目標に、冬期のハードトレーニングをこなしてきたわけですから。これで、ひとつめのハードルをクリアしたことになります。この結果に満足せず、ふたつめのハードルも、しっかりと跳び越えてもらいたいものです。
  新チームにとっては、最初のタイトルとなりました。しかし、選手・コーチとも、決してチームの現状には満足していません。チームはまだまだ発展途上にあり、たくさんの解決しなければならない課題を抱えています。来るべき高体連地区予選会で勝利を手にするには、選手およびコーチが、課題克服のために、妥協することなく練習に取り組むことが要求されます。時間を大切に使いながら、必ず全道大会への切符を手にしたいと考えています。
 中間テスト後は、ハードトレーニングが再開され、週末には練習試合が行われます。これからもグラウンドや会場で、南商ソフトボール部への、ご声援をよろしくお願いいたします。

≪春季大会の結果≫
 決勝 帯大谷・帯三条合同 3−12


≪今後の大会および練習試合の予定≫

 5月24日 練習試合 釧路北陽・音更中(会場:南商グラウンド)
     5月25日 NANS(会場:南商グラウンド)
     5月30日 高体連地区予選会(会場:札内川河川敷ソフトボール場
       <参加校>帯大谷・帯三条合同


  


東北海道大会は、決勝で敗退しました

 5月の柔らかい風が、頬に心地よい季節となってまいりました。それでも、まだまだ肌寒い日がありますから、どうぞご自愛ください。 3・4日の両日、札内川河川敷ソフトボール場において「東北海道大会」が開催されました(出場は11チーム)。2年ぶりの出場となった南商ソフトボール部。2回戦・準決勝を順調に勝ち上がり決勝に臨みましたが、北見藤に逆転負けを喫するという苦い結果に終わりました。若いチームなだけに、現段階では試合ごとに内容にギャップがある状態です。新チームがスタートしてから1ヶ月という、現段階での状態に納得はしても、決して満足はできません。今月に予定されている、ふたつの公式戦では、内容はともかく結果を出さなければなりませんから、今回の決勝戦は勝ちきらなければならない試合でした。残念でなりません。
  また、大会終了後の5・6日には、たくさんの練習試合を行いました。テーマは、チームとしての経験値を上げることでしたが、稚拙なプレーを連続してしまい、対戦相手に申し訳ない試合となりました。今後は全体練習後にも、選手個々がしっかりと明確な目標を設定して、個人練習に取り組まなければなりません。そして、コーチの私自身も、限られた時間を効率良く使いながら、効果的な練習メニューを準備し、伝統に恥じない結果を追求しながら、チームとしての成長を遂げる5月にしなければなりません。奮闘努力あるのみです。
 最後になりましたが、大会や練習試合におけるご声援に、心から感謝を申し上げます。今後とも、ご声援をよろしくお願いいたします。

≪東北海道大会の結果≫
  2回戦 北見緑陵 1−11
  準決勝 旭川商  2−4
  決 勝 北見藤  8−6



≪今後の大会および練習試合の予定≫

 5月10日 練習試合(会場:南商グラウンド) 遠軽高校

 5月11日 春季大会(会場:札内川河川敷ソフトボール場)
        <参加校>帯大谷・帯三条合同
        午後から練習試合(会場:南商グラウンド) 遠軽高校     

 5月30日 高体連十勝地区予選会(会場:札内川河川敷ソフトボール場)
  



 

球春到来!南商ソフト部、今年はやります

 紫紺の選抜優勝旗が再び沖縄に渡り、プロ野球とメジャーリーグのペナントレースが開幕。そして北国にも、ようやく球春が訪れたのです。思いの外、雪解けが早くなったため、グランド作りを手際よく終え、3月25日には、スパイクに履きかえて、白球を追いかけることができました。雪解けの進んだ原因が、地球温暖化の影響ならば手放しで喜ぶことはできませんが、選手は青空の下でのプレーを心待ちにしておりましたので、まずはこの状況に感謝です。しかし、環境に配慮したエコロジーな生活を忘れてはなりませんね。

 昨シーズンは、通常よりも早い時期に屋外練習を切り上げ、10月末から冬期室内トレーニングをスタートさせたぶんだけ、選手はしっかりと心身を鍛え上げることができました。故障を抱えている選手が数人いたこともあり、全員が同じメニューに取り組むことはできませんでしたが、個々に目標を定め、自分に妥協することなくトレーニングに励みました。その成果を、グラウンドで遺憾なく発揮してもらいたいと思います。

 今シーズンの新入部員は8名。これで南商ソフトボール部は総勢14名となりました。複雑な練習メニューの実践や今後のチーム編成を考えれば、決して充分な人数とは言えませんが、1・2年生の多い若いチームなだけに、経験を積みながら、ひとつひとつのプレーの方法論を丁寧に伝えるつもりです。そして、選手の特性が生かされる、隙のないチームに仕上げるつもりです。

 さあ、いよいよ新たなシーズンが始まります。気持ちを新たに、選手・スタッフ一丸となり、小さな努力をコツコツと積み重ね、目標である全道優勝に向けて奮闘したいと意気込んでいます。グラウンドで、試合会場で、いつもと変わらぬご支援とご声援を、よろしくお願いいたします。
  

 

≪出場を予定している大会および練習試合のお知らせ≫

 5月3・4日 東北海道選手権大会(会場:札内川河川敷グラウンド)

 5月5日 春季リーグ戦 6日 春季トーナメント(会場:札内川河川敷グラウンドおよび南商グラウンド)     

 <参加予定校>

  旭川北・旭川商・遠軽AB・帯大谷/帯三条連合・北見商・北見藤・釧路江南・釧路北陽・滝川西・函館遺愛・湧別・八千代中・南商

  5月11日  十勝地区春季大会(会場:札内川河川敷グラウンド)

  






新人戦地区予選会終了。残念ながら優勝を逃しました(1993年以来)

雨の降る日が多くなったことに季節の移ろいを感じ、吹く風の冷たさに去りゆく夏への寂しさが募ります。朝夕の気温差から、体調が崩れがちになる時期でもあります。ご自愛ください。

更別農業高校との合同チームで臨んだ『新人戦地区予選会』は、帯広大谷高校・帯広三条高校との合同チームに敗れました。残念でなりません。好機におけるバッティングの成否が、勝敗を分けることになりました。合同チームとは言え、南商が地区予選で姿を消すのは14年振りということですから、選手・顧問がともに、この敗戦を重く受け止めて、来季への成功につなげなければなりませんし、2度とこのような屈辱を味わうことないよう、トレーニンングに励む必要があります。「臥薪嘗胆」の故事が如くに。    

この敗戦をもって合同チームは解散となりましたが、これで縁が無くなる訳ではありません。お互いが切磋琢磨できるよう、スケジュールの調整をして合同トレーニングを行いたいと考えています。

中学3年生は、進路について考える時期となりました。日毎に、学習時間も増えてゆくことでしょう。ソフトボールを続ける気持ちがあり、南商が受験希望校のひとつであれば嬉しい限りです。そして、受験勉強のさなかに身体を動かしたくなったのなら、南商グラウンドに顔を出しませんか?歓迎します。一緒にソフトボールをしましょう。

なお、『新人戦地区予選会』での敗戦をもちまして、例年より1カ月早く今シーズンの公式戦の全日程を終えることになりました。チームへのご声援とご協力に対し、この場をお借りいたしまして、御礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

≪新人戦地区予選会の試合結果≫ 8月25日 会場:札内川河川敷ソフトボール場 

決 勝  帯大谷・帯三条  7−3 帯南商業・更別農業

 

≪今後の予定≫

10月19日(金) 南商体験入学 グラウンドで練習をしています

10月21日(日) 南商ソフトボール部父母会との交流試合(於:南商グラウンド)
  

 

 

夏休み終了。いよいよ新人戦地区予選です

「猛暑日」という、新しい用語を耳にする機会が多かったと感じる夏休みでした。観測史上最高気温を更新する40.9℃も記録されました。甲子園では選手が脱水症状、監督が熱中症になるほどの暑さとなっています。そして、北極圏の氷が予想を上回るスピードで消失しているようです。やはり、この暑さは「地球温暖化」の影響だと考えられるのではないでしょうか。このままでは、生活のあらゆる面に悪影響がもたらされますし、実施時期を含めたスポーツをする環境も変化を余儀なくされるのでしょう。省エネ・省資源を真剣に考えなければならないですね。

報告が遅くなりましたが7月の第2週、帯広市において『国体全道大会』が開催されました。順調に初戦を突破しましたが、2回戦では守備のミスが連鎖反応して失点。これが最後まで影響して、トーナメントから姿を消すことになりました。地元開催の利点を生かした大会にしたいと考えていただけに、残念な結果になりました。

そして、この大会を最後に3年生6人がソフトボール部を引退することになりました。本当にお疲れ様。部員が少なく練習メニューが制限されるなかでも、一生懸命にグラウンドで挑戦を続ける姿勢には頭が下がる思いでした。そのスピリットは、間違いなく後輩に受け継がれています。今後は、それぞれの進路実現に向けて努力をする時期になりますが、これまでの精進が必ずや進路選択にも活かされることでしょう。朗報を待っています。

新チームは、「今年もまた部員不足」のため更別農業との合同チームを作り(南商8人・更別農業6人)、すでに活動をしています。とにかくこの夏は、走攻守の全てにおいて基本練習を反復しました。猛暑のなか、単調な練習を長時間に及んで取り組みましたから、選手は大変だったと思います。そして、実施した練習試合数は30。貴重な実戦において選手それぞれが何かを掴み、少しずつチームとして機能してきたように思えます。週末に予定されている「新人戦地区予選」において、この夏の経験を遺憾なく発揮してもらえればと思いますし、発揮できるような環境(雰囲気)を準備したいと考えています。ご声援を、お願いいたします!
 

≪国体全道大会の試合結果≫ 7月7日(土) 帯広市

1回戦         遠紋選抜 0−9

2回戦(準々決勝) 札幌選抜 8−1

≪大会の予定≫ 

  8月25日(土) 新人戦十勝地区予選会(札内川河川敷ソフトボール場)