南商スケート部のページ(2011-2018)

(2009〜2010)
(2019)
現在


ジュニアワールドカップ第1戦ドイツ・インツェル大会
日本代表に
吉村優那(3)・ 岩佐理央(3)が選出


               

 10月20〜22日に長野・エムウェーブで開催された「全日本距離別選手権」に男子3名・女子3名の計6名の部員が

出場し、吉村優那(3年)が女子1500mと3000mでジュニア選手の中で1位となり、ドイツのインツェルで開催される

「ジュニアワールドカップ第1戦」の派遣メンバーに選出されました。そしてさらに、出発前の日本代表団招集の2日

前に日本スケート連盟から緊急に連絡が入り、ケガによる欠員がでたため、岩佐理央(3年)が急遽追加招集され、

男子500mと1000mの日本代表として派遣されることになりました。


 吉村・岩佐の2人は18日に帯広を出発し、羽田からドイツ・ミュンヘンを経由して会場のインツェルに向かい、現地

で調整した上で25・26日の大会に臨みます。吉村は女子1500m・3000m・マススタート、岩佐は男子500m・1000m・

チームスプリントにエントリーしています。


 2人はこれから南商の代表として、日本の代表として全力を尽くしてくれると思います。大舞台での活躍を期待し

ます。


 スケートのシーズンはすでに始まっており、2月には平昌オリンピックを控え、これからさらにスピードスケートに

注目が集まってきます。そのなかで、南商スケート部は1月の全国高校(富士吉田)や2月の全日本ジュニア(長野)

などの大きな大会に照準を据え、日々練習に励んでいます。応援よろしくお願いします。

 
         吉村優那(3年)                    岩佐理央(3年)

                
                    全教職員の前で出発のあいさつ







父母会主催 夏季交流会(8/26)を行いました!

 今年も西帯広公園にて行われました。午前中に氷上練習と小学生対象の「スケート教室」を行うというハードなスケ

ジュールで部員も少々お疲れモードでしたが、天気も良く最高の焼き肉日和となりました。



 海の幸も提供されて、多くの食材が並ぶ中、保護者と選手が交流を深めました。9910日の「オーバル競技会」を

皮切りにはじまる本格的なスケートシーズンに向けて、大いに英気を養いました。


 

 

 戸水・吉村の男女キャプテンをはじめ、部員全員が、保護者をはじめ全員の前で今シーズンの抱負を述べました。そして、具体

的な目標を設定する中で、男女全国優勝の奪還も誓いました。


 

 スイカ割りの様子。目隠しをしているのをいいことに、水鉄砲の犠牲者が続出!大いに盛り上がりました。



いよいよはじまる本格的スケートシーズン! 頑張ります!!







小学生対象
   「第9回スケート陸トレ教室」実施(8/26


 当日は天候にも恵まれたなか、管内の29名の小学生が参加しました。


 開会式では、先生役を務める本校部員の自己紹介の際、司会の東出先生から「自分を動物に例えて自己紹介をして

もらいます」という無茶ぶりがありました。それを受けて「私は動物に例えると豚です。それはいつも東出先生に体脂

肪を落とせと言われるからです」など、ジョークを交えながらの和気あいあいとした雰囲気からはじまりました。



 小学生は男女毎に低学年と高学年に分かれ、4つのグループでスライドボード・カーブベルト・フォームアップ・体幹など

のトレーニングを行いました。小学生に指導することによって、高校生自身も普段取り組んでいるトレーニングの目的を

もう一度しっかり確認できたのではないでしょうか。



 恒例の鬼ごっこでは、高校生も小学生に戻ったかのように全力で鬼から逃げるなど目一杯に楽しんでいたようです。


 今回参加された小学生のみなさんの中から将来、小学・中学・高校とスケートを続け、素晴らしい選手となってスケート

競技に貢献できる人材が生まれてくれたら幸いです。


 

 

 

 










帯広スケートキングダム(8/19)に参加

 今年も「帯広スケートキングダム」(帯広市教育委員会スポーツ振興室主催、帯広の森体育館)に参加しました。


 今回の講師は、長野オリンピック金メダリストの清水宏保さんと、元JOCアスリートカウンセラーの小川みどり

さんです。


 前半の小川さんによるメンタルトレーニング講座では、日ハムの大谷選手などを例に、そもそも何のために

頑張るのかという「目的」と、そのために何を得たいのかという「最終目標」を設定し、さらにそのためには何を

いつまでどのように行うかという「目印となる目標」を明確にイメージできなければならないということ話して

くださいました。さらに、これまで世界で活躍してきた、水泳の北島康介選手やマラソンの有森裕子選手などの

日本のトップアスリートを例に、彼らがどんな壁にぶつかり、どのように克服してきたのかを中心に、「勝負脳」や、

メンタル強化の実践例・具体例について話してくださいました。

 
写真は、今シーズンが終了し、あなたが新聞記者から「一年を振り返ってひと言お願いします」と聞かれたら
何と答えますか?というイメージトレーニング。(2人1組で質問し合っているところ)


 後半の清水さんによるフィジカルケア講座では、「トリガーポイント」の使い方をはじめとする筋肉をほぐす

ポイントや、身体のケアの仕方についての話が中心でした。スピードスケートの姿勢を維持するために腰痛に

悩む選手が多い中、一流選手として自分の筋肉や身体の仕組みについて興味を持つということは非常に大事

である、ということを改めて感じました。

 

 本校スケート部は現在、今年度最初の大会となる「オーバルスケート競技会(9/9・10)」に向けて頑張って

います。応援よろしくお願いします。









新しいトレーニング機器導入!

     
 
 

 先日、本校トレーニング室に新たな機器が入りました。今回は、ステアマスター4台・パワーマックスVV3台が

入れ替え、また
ライフサイクルGXというスピンバイク6台が入りました。


 このスピンバイクは、アスリート系のバイク(自転車)で「まるでロードバイクでサイクリングをしているような

感覚」という謳い文句の素晴らしいバイクです。心拍(ハートレート)トレーニングも容易にできます。



 現在、スピードスケートのトレーニングには海外チームや日本のナショナルチームなどロードでのバイクトレー

ニングが盛んに行われています。私も環境さえ整えばすぐに取り組みたいと思います。本校でも、以前は芽室

町の嵐山などへ出かけていましたが「自転車事故の危険性が高い」ため、室内でのバイクトレーニングを中心

に行っています。



 そこで、今回は「外で自転車に乗っている感覚」でトレーニングできるこのバイクを導入するにいたりました。

しかし、やはり外で乗るような風を切る爽快感はありません。ただ、安心してトレーニングに励むことができま

す。これから集中力を持ってこのバイクを活用することができれば、スピードスケートの記録向上をはかること

ができると信じています。



 氷上練習と合わせて陸上トレーニングも頑張ります! 応援よろしくお願いいたします!!








今年度の「氷上練習」開始!

 今の時期は例年のことではありますが、6月末からの期末考査や7月の学校祭などが続き、連日トレーニングが全くできない

日が続きます。高校生なので仕方がないことですが、「せっかくこれまで陸上トレーニングで積み上げてきたのにもったいない

な」という気持ちはやはり否めません。



 さて、7月15日に「十勝オーバル」がオープンし、南商スケート部は16日から氷上練習をスタートさせました。選手たちは氷の

感触を確かめながら、春から陸上トレーニングで取り組んできた、体幹を意識したフォームを生かせるよう滑走を行いました。



 
722日〜29日には帯広で「国体強化夏季合宿」が行われ、本校からは8名が参加します。いよいよ本格的

なスケートシーズンのスタートです。


 



父母会主催「イチゴ狩り」

 7
17日(月)海の日、スケート部父母会会長の戸水さんのご厚意により、中札内の『戸水農園』にて今年で3回目となる「イチ

ゴ狩り」を行うことができました。


 帯広では連日のように日差しが強く、2日前に37.1℃をはじめとする猛暑を記録していましたが、この日はうって変わり豪雨

の中での出発となりました。しかし、ハウスの中は甘い香りがいっぱいに広がっており、瑞々しいイチゴが食べ放題。お腹をイチ

ゴで膨らませるという贅沢を味わった上、さらにお土産用にとたくさんいただきました。



 帰りに立ち寄った「道の駅なかさつない」の物産販売所内にある『千サルバトーレ12』では、南商スケート部への声援を頂き、

サービスもしていただきました。



 保護者の方々はもちろん、多くの方々から応援、期待されている南商スケート部ですが、何といっても結果を出すのが一番の

恩返しです。その期待を胸に今シーズンをいい結果で終えられるよう頑張りたいと思います。


 

   

   











全日本ジュニア測定合宿に参加しました!

 525日〜29日の5日間、東京・赤羽の味の素ナショナルトレセン、国立スポーツ科学センターで春季測定

合宿が行われました。本校からは3年・吉村優那さんが参加し、他のジュニア強化選手とともに多くのことを

学びました。


 

 

 今回は、「体力測定」だけでなく「メンタルトレーニング学習」「ドーピング学習」「メディカルチェック」「スト

レッチ講習」「栄養カウンセリング」など盛りだくさんの内容でした。


 ここで学んだことを学校に戻ったら他の部員にも伝え、活かしていきたいと思います。







南商スケート部では毎年「メディカルチェック」を行っています

 メディカルチェック(Medical check)とは

 ドクターや理学療法士など身体管理の専門家によって行われる、主にアスリートのボディチェックです。現在の問題点(痛む

部位)、過去の傷害歴、スポーツ歴(競技レベル、練習時間などを含む)や治療歴(手術など)、利き手(利き足)、筋のタイトネス

(身体の硬さ)や関節弛緩性(軟らかすぎるか)、下肢のアライメント、関節可動域、圧痛点の有無、筋力をチェックします。


 メディカルチェックはアスリートが運動を行うに当たっての健康診断で、健康管理のみならずスポーツ傷害の予防に対して

有用とされています。スピードスケートでは急性外傷(突発的)以外に、トレーニングによるオーバーユースに起因する慢性障

害も多く存在します。そのため、選手個別のメディカルチェックの意義は高いといえます。



チェックの実際

 南商スケート部では例年4・5月のトレーニング開始時期に、帯広協会病院リハビリテーション科のご協力のもと、札医大医師

(日本スケート連盟ドクター)によるメディカルチェックを行い、スポーツによるケガやその予備軍を早期に発見し対処していま

す。このメディカルチェックによりシーズンを通してケガがなく、強いトレーニングに耐えられる身体を作ることを目指していま

す。そして、自分の体の特徴を知ることにより、


 @ケガをしづらい身体を作ること。

 A強化するべき部分を知り、そこを鍛えることで競技力を上げること。


 B自分の身体は自分で管理する「セルフケア」を学ぶこと。

ができるようになってきました。

 実際に今回のメディカルチェックでは、一部の選手については治療やリハビリを要するため、通院を指示されました。通常の

アマチュアスポーツの世界では、ケガや故障をしてから通院し治療を行う中、私たちはこのチェックを行うことでケガをする

前に対処することができ、本番ではベストなコンディションで臨むことができるのです。



 南商スケート部一同は、今シーズンの氷上練習の開始である7月の十勝オーバルのオープンまでにしっかりと体作りをし、タ

イムを伸ばすことでお世話になった方々に恩返ししたいと考えております。みなさん応援よろしくお願いします。



メディカルチェック(1回目)の様子421日)

  
     よろしくお願いします                片足ジャンプ→着地のバランス


  
      筋力チェック                    問診の様子


    
      反復横跳び                           三段跳び



       柔軟性チェック


メディカルチェック(2回目)の診察後の様子(5月12日)

  
  自宅でできるエクササイズメニュー         細かい注意点など指導を受けます


  
                                      プロジェクターで確認







2016/2017 新たなシーズンがスタートしました!



 41日、今シーズンのトレーニングを開始しました。新入生は4月11日に入学式を終え、12日からトレーニングに加わりました。

今年は選手11名の部となりました。



 今年は、選手11人と少なくはなりましたが、それぞれが高い目標を持ってトレーニングに励んでいます。部員は少ないですが、

インターハイ団体優勝も可能性はあります。最後まであきらめずに
「少数精鋭」で頑張ります。


 また、昨年はjrワールドカップ(ポーランド・ミンスク)、世界ジュニア(フィンランド・ヘルシンキ)に選手を送り出すことができま

した。今年もジュニア資格を持つ選手たちがしのぎを削ることと思います。それに打ち勝って
「一人でも多く世界の場に送り

出す」
のも私の大きな目標です。


 今年も例年通り、「目標タイム」を張り出しました。昨シーズン、部員一人一人を見ると良いレースもありましたが、残念なレー

スも数多くありました。その時は、とても悔しい気持ちになったと思います。そのことを絶対に忘れずにトレーニングに励めば、

きっと「目標タイム」を達成できると思います。



 また、来年2月には平昌(ピョンチャン)オリンピックが開かれます。本校卒業生の高木姉妹をはじめ皆、目の色を変えて取り

組んでいます。4年に1回とはいえ、マイナースポーツであるスピードスケートがテレビなどで取り上げてもらえるのは大変あり

がたいことです。日本選手の大活躍を期待しています!



 いつも南商スケート部を応援いただいている方々、ありがとうございます!

 今年も、「結果を残す」「愛される」スケート部を目指して頑張りますので、引き続きご声援よろしくお願いいたします!!







2016/2017シーズン 終了しました!

 2月26日、十勝オーバル・高校記録会を最後に今シーズンのすべてが終了しました。

 昨年4月1日から陸上トレーニングを開始し、7月からは氷上トレーニング。いつもながら長いスケートシー

ズンでした。


 今年を振り返ってみたいと思います。


@全国高校 男女アベック準優勝!

 

 当然のことながら、目標は「男女アベック優勝」でしたが、今年は5年連続の優勝(女子は3回、男子は2回)

はできませんでした。結果は残念でしたが、選手は最後まで本当によく頑張りました。特に女子は、最後の最

後まで接戦をしました。最終種目の「チームパシュート」の頑張りは、素晴らしいものでした。他校の先生から

も「すごいレースを見せてもらいました。」と言われました。この頑張りは必ず次に活きると思います。もちろ

ん、男子も個人種目で3人、リレーで表彰台に上がりました。今年は、相手が上でした。




Ajr.W杯、世界ジュニアに選手派遣!

 次の目標は「世界大会出場」です。今年は2年生の吉村優那さん

が果たしてくれました。世界大会でもメダルを獲得するなど大活

でした。今年は、他の部員もチャンスのある人がいましたので

期待を
していましたが残念ながら世界にはいけませんでした。

来シーズン
もまだまだチャンスはあります。必ずリベンジする気

持ちで戦って
ほしいと思います。



B全国選抜 活躍!

 2月に行われた全国選抜。優勝者2名、そして3位以内に与えられる来シーズンの全日本距離別(長野)の

権利を新たに2名が取ることができました。これは本当によくやったと思います。これで、計6名の部員が

距離別に出られます。距離別に出られないと、jr.W杯の前半戦の権利はありません。出場資格のある部員

(6名) のうち、一人でも多く世界にいけるように頑張ってほしいと思います。




 今シーズン、応援いただいたすべての皆様、本当にありがとうございました。来シーズンは、必ずやって

くれると思います。引き続き、「南商スケート部」をよろしくお願いいたします。




 以下、今回インターハイで引率してくれた清水先生(写真部顧問)が撮ってくれた写真の一部を載せます。

清水先生ありがとうございました。


  

 前年度優勝杯返還(開会式・関井)  女子500mで健闘4位(松隈)    雪の中の5,000m(佐藤)



  

 これが屋外・5,000m(戸水)     ラップは見えるのか?       気迫の1,000m3位(岩佐)



  

 ホテルの食事(ふわり)  差し入れもたくさんありました!    3年生の踏ん張り500m3位(榊原)




  

 1,000mの頑張り(児玉)       女子3,000mで奮闘(小原)      長距離2冠(吉村)



  

 リレーは2位(安保)         女子も2位(児玉・嶋木)      必死の応援(選手は関井)



  

 10,000mで表彰台(戸水)       男子チームパシュート       大健闘の女子パシュート
                   (関井・戸水・佐藤)         (小原・吉村・小野寺)








吉村さん jr.ワールドカップで活躍

 1126日〜27日、ベラルーシ(旧ソビエト)・ミンスクでスピードスケート、ジュニア・ワールド

カップが行われました。



 この大会に,日本代表として出場した吉村優那さん(2年)が女子3,000mで銀メダルを獲得しました。

吉村さんは、昨年もこの大会(ドイツ・オランダ)に参加しましたが、慣れない海外大会ということで

実力を発揮できませんでした。今年は、昨年の反省を生かし、好調を維持し大会に入れたようです。

結果、ヨーロッパ勢が上位を占める中、自己ベストを更新し堂々のメダル獲得です。



 本校では、職員室の黒板に結果表が張り出され、先生・生徒が祝福しました。これから行われる全道・

全国大会でも頑張ってほしいと思います。本校の生徒は,期末テストに向けて部活停止期間となってい

ます。自己管理をしっかりとして、次に繋げていってほしいと思います。



                   







Jrワールドカップ日本代表に選出!

 1021日〜23日、長野・エムウェーブにおいて「全日本スピードスケート距離別選手権大会」が行われ

ました。



 本校からは、参加資格を得た6名が出場し結果、2年生吉村優那さんが見事、日本代表となりました。

Jr
ワールドカップは1126日〜27日にベラルーシ・ミンスクで行われます。日本代表として堂々と戦って

きてほしいと思います。



 また、この大会はシニアのワールドカップとユニバーシアード(大学生の大会)の選考会でもありました。

本校卒業生もこれに選ばれた選手が何人もいました。指導者として卒業生が頑張っている姿は、ほんと

うにうれしいものです。特に、木美帆さんは1,500mで国内最高記録を樹立し、今シーズンの活躍が期待

されます。



 本校選手で今回、残念ながら選出されなかった者は、来年1月の全日本ジュニア(富士吉田)で世界ジュ

ニア日本代表を目指してほしいと思います。



 11月は、帯広の森競技会・ジャパンカップ第1戦・第2回トライアルとレースが続きます。それぞれが目的を

持って取り組み、良い結果を出せるように頑張ります。



 応援方、よろしくお願いいたします。







「十勝オーバル競技会」に参加しました!

  910日〜11日、今季初のレースがありました。

 私がこの大会に課題として選手に与えていたのは、



 @4月から取り組んでいるトレーニング・フォームがどこまで表現できるか?

 A失敗を恐れず、いかに積極的なレースができるか?

  B結果が良くても、悪くても「次に繋げる」こと。=「人生、万事、塞翁(さいおう)が馬」  

 私が選手にいつも言う、言葉です! 「勝っておごらず、負けていじけず」です。)


 結果、出場13名中、オーバル自己ベスト更新者が7名いました。中には春からの肉体改造が成果をあげて

いると思われる者もいます。気持ちを新たに次のレースに向けて次なる課題を克服してほしいと思います。



 また、今回振るわなかった者、それぞれに理由(原因)があったと思います。ただ「調子が悪かった」だけで

終わらせず、現実を直視することが大切だと思います。まだまだ時間はあります。自分で原因を整理して次に

向かっていってほしいと思います。



 これからも目標達成のために、全力で頑張ります。応援よろしくお願いいたします。

  







「夏季交流会」を行いました!!

 828日(日)、西帯広公園で「夏季交流会」を行いました。当日は、曇り空でしたが海の幸・山の幸の食材が

たくさん並び、とてもおいしくいただくことができました。



 「スイカ割り」ではパフォーマンスも飛び出し、たいへん盛り上がりました。


 選手は、まずは910日・11日の「オーバル競技会」に向けて頑張っています。応援よろしくお願いいたします。

 







小学生指導を実施しました!

 827日(土)、通算8回目の「小学生指導」を行いました。当日は、久々の晴天の中、スライドボード・カーブ

ベルト・フォームアップなどを行い、恒例の鬼ごっこ.そして、フラフープくぐりをやりました。フラフープは最初、

全員がくぐるまで112秒かかりましたが、3回目には57秒でできました。何事も練習ですね。



 本校部員も自分が小学生だった頃を思い出し、楽しくできたかなと思います。参加してくれた小学生の皆さん、

今シーズンもタイムを伸ばせるように頑張ってください!もし、リンクで会うことがあったらぜひ声をかけてく

ださいね。




  

  








オランダ人コーチの指導がありました!



 821()、帯広市教育委員会スポーツ振興室主催の「スケートキングダム」に参加しました。


 当日は、現在日本のナショナルチームのコーチである。ヨハン・ロビン2名から講義を受けました。講義では、

まず日本人スケーターの良いところ、改善点などが話されその後、質疑応答がありました。



 2名のコーチからはまず、特にジュニア選手は「スケートを楽しむことが大切である」と話がありました。私も

「レース後のリカバリートレーニング」について質問しましたが、今まで日本人スケーターの大多数がやってい

たことと違う部分があったので、ぜひ取り入れて行きたいと思います。



 その後、十勝オーバルに場所を移し、清水宏保さんなど4名のコーチから実際にスケーティング指導があり

ました。とてもよい刺激がありましたので、今後のトレーニングに生かしていきたいと思います。



 本校スケート部は、まず910日・11日に行われる「オーバルスケート競技会」に向けて頑張っています。今年

からこの大会は公認大会になりました。失敗を恐れず、意欲的なレースを期待しています。









「イチゴ狩り」を行いました!!





 721日(木)、スケート部父母会長・戸水さんのご厚意で今年も「イチゴ狩り」を行うことができました。当日は、

おいしいイチゴが食べ放題。帰りには両手にいっぱいのお土産までいただいて感謝に堪えません。



 学校の方は、6月末から期末考査、7月に入って学校祭と例年のことながらトレーニングができない日が多く

ありました。



 723日〜30日は帯広で全道合宿が行われます。十勝オーバルもオープンし、氷上練習もスタートします。今

までのトレーニング測定ではほとんどの部員の数値(データ)が上がってきています。気持ちとても楽しみです。

「高い意識」を持って頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。



   


   


             








関井翔太先生・木美帆先生 教育実習終了!


    


 523日から始まった教育実習。610日に最終日を迎えました。この間、2名の実習生は、HR・授業・部活動に

フル活動でたいへん頑張ったと思います。



 関井先生からは自分が現役選手だったことを踏まえて「もっとみんなで声を掛け合い元気よく頑張ろう!」と

指導がありました。また、木先生は部員と共にトレーニングをこなしながら、現在ナショナルチームで行ってい

るトレーニング内容や自分が普段から気をつけていることをたくさん教えてくれました。教わったダイナミックス

トレッチは、毎日行うことにしました。部員にとっては、大きな財産・刺激になったと思います。



 2名においては、大学に戻っても一層の活躍を期待します! お疲れ様でした!


 記録を伸ばすことでお返しできるように頑張ります。


 この日のトレーニングは、木先生のメニューでトレーニングを行いました。最後にみんなでフラフープくぐり

をやりました。とても楽しくできたと思います。



  


  


  








「メディカルチェック」をお願いしました!


    


 512日、例年お世話になっている帯広協会病院に伺い「メディカルチェック」を受けました。

 当日は、全体説明の後、問診・柔軟性・筋力・バランス・ジャンプ力・俊敏性など多くのチェック項目がありました。

 この「メディカルチェック」の目的は自分の体の特徴を知ることにより、


 @ケガをしない体を作ること。

 A強化した方が良い部分を知り、そこを鍛えることで競技力を上げること。

 B自分の体は自分で管理する「セルフケア」を学ぶこと。


 などにあります。このお陰で選手のケガも減ってきているように思えます。また、昨年は残念ながらケガをし

てしまった選手がおり、協会病院にお世話になりました。こういう部分で連携していただき、安心して任せられ

るのはたいへんありがたいことです。



 私はいつも選手に、すべてのことで「プロ(専門家)に任せられる部分は、プロに任せた方が良い」と言って

います。ほとんどのことは、中途半端に理解してやっていてもうまくはいきません。私は、こういう「ケア」や

「栄養」「トレーニング方法」「メンタル」「道具」など指導を受けながらやるように心がけています。



 527日には、今回のデータをもとに札幌医大・医師の診察を受けます。

 今年の十勝オーバルのオープンは724日になるようです。まずは、そこまでにしっかりと体作りをしていき

ます。お世話になった方々にタイムを伸ばすことで恩返ししたいと思います。頑張ります。



 写真は当日の様子です。(本校卒業生も、理学療法士の一員として活躍していました!)


   


   


   


   


   








平成28年度 強化選手発表!

 427日、日本スケート連盟の強化選手が発表になりました。(詳しくは、日本スケート連盟のHPをご覧下さ

い。)



 ジュニア強化Aには、本校から榊原一輝(3)、佐藤柊(2)。強化Bには岩佐理央(2)、吉村優那(2)

と合わせて4名が連盟指定選手となりました。卒業生では、シニア特別強化選手に木菜那(日本電産サン

キョー)、ナショナルオールラウンド強化選手に木美帆(日本体育大学)の姉妹が入りました。



 強化選手に選ばれるということは、名誉でもあり強化合宿など特別指導もあります。その分、期待が大きい

ので「結果」という形で応えていかなければなりません。本校から選ばれた選手は、これを一層の励みとして

頑張ってほしいものです。



 また、残念ながら選出されなかった者は、「悔しさをバネにして」練習に励んでくれるものと期待します。5

からのトレーニングは、今までより強度が上がってきます。しっかりとケアをしてほしいと思います。



 写真は、本日のトレーニング(P-MAX・ウェイトトレーニング・体幹トレーニング)の風景です。全員が同じ心拍計

をつけてやっていますので、頑張り具合がよくわかります。「ハートレート管理の徹底」も今年のトレーニング目

標の一つです。



  


  


  


  


  








「栄養セミナー」を受講しました!


   


 421日、本校視聴覚室において「栄養セミナー」が実施されました。


 今回は、スケート部だけでなくバレーボール部・陸上部・バスケットボール部との合同で総勢65名でのセミナー

受講となりました。



 今年の講師は、味の素株式会社の池慎太郎さんです。池さんは、ユーモアを交えてわかりやすく「アスリートの

食事方法」を伝えて下さいました。選手も「今日からすぐにできる」「アミノ酸の摂り方を初めて知った」などと

感想を述べていました。



 栄養摂取は、トレーニングと並び競技力向上のために重要な部分ですから、徹底して実践していきたいと思い

ます。



 スケート部では、こういう「栄養学習」や「メディカルチェック」などを行い、自ら高い意識を持って「自分の体

は、自分で管理できる」
選手になることも目標にしています。



 512日には例年、帯広協会病院にお願いしている「メディカルチェック」に伺います。その結果から指導を受け

る医師診察は、527日です。内容は、後日お知らせいたします。



 今年の部員の目標はかなり高く設定されています。部員はその目標実現のため、筋肉痛に耐え必死に頑張って

います。今年のスケート部にご期待下さい!









2016/2017シーズン スタートしました!





 41日、今シーズンのトレーニングを開始しました。新入生は49日に入学式を終え、11日からトレーニング

に加わりました。 今年も有力選手が入部し、選手14名の部となりました。これからマネージャーを勧誘してい

きます。



 昨年の総括(反省)にも書きましたが、インターハイでは女子総合4連覇を逃してしまいました。今年は、なんと

しても栃木県日光の地で3連覇を目指す男子とともに「アベック日本一奪還」を第一目標として頑張ります。



 また、昨年はjrワールドカップ(オランダ・ドイツ)・ユースオリンピック(ノルウェー)には3選手を送り込むことが

できましたが、2年連続で世界ジュニアには出場させられませんでした。選手を「一人でも多く世界の場に立

たせる」
のも私の大きな目標です。



 今年も例年通り、「目標タイム」を張り出しました。今年の自己申告目標タイムは、例年より高い(速い)です。

ひとり一人見てみると、このタイムを更新することは容易ではありません。しかし、可能性はあります。一人でも

多く、一種目でも多く更新できるように一層の緊張感を持って指導に当たります。特に、今年は新しいトレーニ

ングを取り入れます。とても楽しみです。



 5月には、教育実習生として木美帆さん(日本体育大学)がきます。(523日〜610日予定)木さんから

本校選手も学ぶことがたくさんあると思います。これもとても楽しみです。



 いつも南商スケート部を応援いただいている方々、ありがとうございます!  今年も、「結果を残す」「愛さ

れる」スケート部
を目指して頑張りますので、引き続きご声援よろしくお願いいたします!!








2015/2016 シーズン終了しました! 総括!!





 315日、帯広市役所へ全国高校(インターハイ)男子総合優勝・ユースオリンピック帰国の報告に伺いました。

この日は、初めて全国大会を経験する(3月全国選抜・福岡)硬式テニス部と一緒の訪問でした。教育長さんから

もお褒めと激励のお言葉を頂き、また来年度は2度目の「男女アベック優勝」を目指すことを誓いました。



 今年度は、地元帯広において全道高校・南商初の男女アベック優勝を果たすことができました。全国高校では

男子は2連覇
を果たすことができましたが、残念ながら女子は健闘及ばず4連覇を逃してしまいました。今シー

ズン一番残念なことはこれです



 思い起こせば南商初の総合優勝は、木美帆さんが3年生時の釧路大会でした。木さんは、12年時、W杯な

ど世界大会で日程が合わずインターハイには出場できませんでした。3年生時は長い海外遠征の合間を縫って

時差ボケの中強行出場し、2冠を取りました。疲労困憊の中、弱音を一切はかず後輩を引っ張ってくれました。

その姿勢には頭が下がります。その後も、皆の頑張りで八戸大会・山形大会と厳しい戦いが続きましたが3連覇

を果たしてきました。しかし、今年は勝てませんでした。本当に残念です。



 

今シーズン総括

@全国高校(インターハイ)=男子総合優勝

 先に書いたように今年のインターハイは、「男女アベック優勝連覇」が最大目標でした。

 男子は、それぞれが持ち味を出し接戦にはなりましたが、きっちりと勝ちきってくれました。これも橋本主将

を中心としたチームワーク、個々人の頑張りの賜です。よくやってくれました。



 女子は、シーズン後半になって調子を落とした選手が数名いました。しかし、これも実力です。私もきちんと

調子を戻す指導ができませんでした。力のなさを痛感しました。一番の反省です。



 どのチームも「全員が常に絶好調」というわけにはいかないと思いますが、各自が持ち味を出しきって負け

たのであれば仕方がありません。来年の大会では、全員が悔いを残さないようなレースができるように指導

していきたいと思います。



Aユースオリンピックで銀メダル獲得!

 今年は4年に一度のユースオリンピックの年でした。前年度の第1次選考で本校には4名の候補選手がいました

ので、ひとりでも多く本戦に送り出すことも私の大きな目標でもありました。



 2次選考が10月末の全日本距離別でしたので、まずはこの大会で結果を残し、JrW杯(オランダ・ドイツ)に

出場する必要がありました。この大会では、それぞれがしっかりとレースをし、3名(小野寺・榊原・吉村)が日本

代表となることができました。



 最終選考のJrW杯(オランダ・ドイツ)は長期の遠征(3週間)となり、選手にとって海外生活、特に言葉や食事

の違いなど多くの経験をすることができました。これは今後の大きな糧になると思います。結果、日本代表4

中、2名(小野寺・榊原)がユースオリンピック日本代表となることができました。



 2月にノルウェー(リレハンメル)で行われた本戦では、2年・榊原一輝君が見事、500mで銀メダルを獲得

しました。
プレッシャーのかかる中、よく頑張ってくれました。
これは、本校にとって4年前(オーストリア)

角井君(500m銅メダル)に続くものです。



B今年も世界ジュニア(中国・長春)に選手送れず

 卒業生の浅野実久さん(高崎健大)が見事、日本代表になりました。浅野さんは昨年この大会で大きな失敗をし、

100分の4秒という僅差で世界を逃しました。その悔しさを常に忘れずこの1年頑張ってきたようです。しかも堂々

としたタイムで力を見せつけました。卒業生ではありますが私もすごくうれしい気持ちになりました。しかし、残念

ながら今年も在校生はひとりも選ばれませんでした。軽井沢で行われた全日本ジュニアでは、力不足を痛感しま

した。



 特に、インターハイ・国体そしてこの大会と3週連続でレースとなりましたが、本校選手は疲れがみえみえでし

た。同じ条件の他校選手との違いがありました。リカバリー(疲労回復)の問題です。来年は、山梨(セイコオーバ

ル)で行われるこの大会では、ひとりでも多く世界ジュニア(フィンランド)に送り出すことも大きな目標です。



C指導法の改善=海外に学ぶ

 今年は日本のスケート界において、大きな変革があった年でした。それは、念願であったオランダのプロコーチ

(ヨハン・ロビン)2名の招聘です。ヨハンはオランダに圧倒的な力を見せつけられたあのソチオリンピックのナシ

ョナルチームのコーチでした。



 今年の日本チームの結果は衝撃的でした。プロコーチが指導した日本人選手(中・長距離)が皆、自己記録を

大幅に伸ばしてきたのです。



 私が、一番驚いたのは「スピードと持久力の両立」です。一般に、過去の日本人選手はスピードがついてくると

持久力がなくなって(バテが早くなって)いました。しかし、今のナショナルチーム(中・長距離)の選手はすべて

の距離でタイムを伸ばしています。本校出身の木美帆さんもそうです。全日本スプリント(帯広)で目の当たり

にした1,000m(国内最高記録)のレースは感動に値するすごいレースでした。ある関係者が「先生、美帆ちゃんす

ごく調子がいいね!」と声をかけてくれました。とてもありがたいことです。しかし、これは「調子がいい」レベル

ではありません。一回りどころか二回り以上レベルアップしています。今年のW杯の結果を見ても、世界のトップに

近いところまできています。卒業生がこうやって大きく成長していくことは私の「最高の喜び」です。



 私が今一番感じていることは、「コーチ(指導者)で選手は変わる」ということです。それを、今年ヨハンが明ら

かにしてくれました。私が、関係の方々にぜひお願いしたいことは、このヨハンの指導の内容をできる範囲で皆

に知らせてほしいということです。せっかく素晴らしいコーチを招聘して、結果を残しました。そのノウハウ(実践

方法)を一部の人たちだけでなく皆で共有すべきと考えます。それを取り入れるか、入れないかは各コーチ(指

導者)次第です。心からお願いしたいと思います。



 私がヨハンと実際に会って真っ先に感じたのは、そのオーラというか雰囲気です。「こいつはなんか違うな。」

というものを持っています。そして、私の片言の英語にも誠実に答えてくれます。(もっと英語を勉強しとけば良

かった・・・)その雰囲気は単なる「自信」だけでなく、根拠(エビデンス)のあるものから出ているとあとで気づか

されました。



 ヨハンの指導において、私なりに見聞きしたことで感じたことをまとめてみたいと思います。

1 選手に「自信」をつけさせている=選手の表情が良い

 ヨハン曰く、「日本人選手は、他国の選手より劣っていると思いすぎている。日本人もオリンピックで金メダルが

取れる」と真顔でいっていました。それも科学的根拠を持って指導していて「美帆の体力的データはメダリストと

遜色ない。君ならやれる。」などと声かけをしているようです。パシュートにおいては現実に「世界一」になったの

ですから文句はありません。


 そして何よりすごいのは選手が「ヨハンとやっていれば絶対やれる」という信頼感を持っていることです。


2 生活スタイルから変える

 スケートのタイム向上のためには、まずはフィジカル(体作り)を重要視しているようで、特に食事(=栄養)には

細かい指導があるようです。私たちも以前から重要性を認識はしていましたが、徹底さが全く違うようです。久し

ぶりに全日本スプリントで木美帆さんを見たときに、明らかに体が絞れているのがわかりました。



 また、当然のことですが、陸上トレーニングからナショナルチームとしてトレーニングするときは、常に日の丸の

ついたチームウェアを着用する指導もあるようです。「国の代表としての自覚」を持たせることに主眼を置いて

いるのかと思います。



 コーチと選手の関係において、普段はとてもフレンドリーに接しているようですが、「これはダメだ!」という時

にはめちゃくちゃ怒る(怒鳴る=もちろん英語で)ようです。これは、W杯で活躍したラグビー前日本代表のヘッド

コーチ、エディ・ジョーンズとも重なります。今、日本では大の大人を怒鳴る場面などあまり見られませんが、これ

も外国人コーチのなせる技か? しかし、それでも納得させられる内容だから人間関係を壊さないところがすご

いところです。なにより、選手も結果が出てれば受け入れざるを得ません。



 また、ヨハンは常に英語で選手に接します。日本語は話しません。(敢えて、そうしているようです。)これも素晴

らしいと思います。今までの日本人は海外遠征で通訳を頼りにして参戦していました。しかし、何年たっても英語を

マスターできない選手がほとんどだったようです。今のナショナルチームの選手は英語を聞く・話すを苦にしてい

ないようです。海外遠征でのストレスが減ることは間違いありません。



3 疲れが少ない=選手が実感リカバリートレーニングの重要性

 ナショナルチームの選手に話を聞くと「以前より疲れが少ない」ということをよく言います。以前の日本人選手

はシーズン後半になると「慢性疲労か?」パフォーマンスが落ちてくることが多かったようです。



 過去、日本人はだいたいレースの次の日は「完全休養」で休むことが多くありました。 ヨハンの指導では、「リ

カバリー(回復)トレーニング」を重要視していて、疲れを持ち越さないためのトレーニングが徹底されているよう

です。ですから、レースの次の日も休まずにこのトレーニングをする。ハートレート(心拍)管理など細かい内容を

ぜひ知りたいところです。



4 きめ細かい指導

 また選手の誰もが「とにかく細かい」といいます。私の外国人コーチのイメージは「日本より大雑把では?」でし

たが、まったく逆でした。上記13においても根拠のある細かい指導があり徹底されているといいます。



 なによりオランダのプロコーチは意識(レベル)が高く、トップのコーチになるためには最低10年はかかるとい

います。そうなるためには膨大な知識と経験が必要です。このへんは、他の仕事を持ちながらコーチをしている

日本との違いかとも思います。



 次に恒例の「今シーズンの反省」から一部を載せたいと思います。

《陸上トレーニングについて》

長距離走に積極的に取り組んだ。(1年)

4月から氷上を意識したトレーニングができた(1年)

*年間通して、体幹トレーニングを継続して行った。(1年)

*疲れてきたときに、手を抜いてしまうときがあった。(1年)

P-MAXやウェイトでは前回の記録を更新できるように頑張った。(2年)

筋肉の使い方を意識してトレーニングすることができた。(2)


《氷上トレーニングについて》

*スピードのある大学生と滑ったことがよい練習になった。(2年)

*陸上で練習した「体の軸」を意識して滑るように気をつけた。(1年)

スロー練習が多かったが、フォームを固めることができた。(1年)

カーブの技術が足りないので、来シーズンは克服したい。(1年)

*もっと先頭に出ていかないと力がつかないと思った。(2年)

*調子が良いときと悪いときの幅が大きすぎた。来年は常に良い状態で滑れるようにしたい。(1年)


《生活面》

*常に栄養バランスを考えて食事するように心がけた。(2年)

*検定で電卓と情報処理の2種目1を取れた。(2年)

*毎日栄養サプリメントを摂るようにし、効果を感じた。(1年)

*日曜日は完全休養ではなく、体を動かす方が疲れがとれることがわかった。(2年)

1年間、体調を崩すことなく過ごすことができた。(1年)

漢字コンクールで点数が取れず、部の平均点を下げてしまった。(1年)


《各大会(インターハイ・ジュニア・全国選抜)について》

世界ジュニア出場を目指していたが、全日本ジュニアでは、結果を残せなかった。力不足を感じた。(2年)

*シーズン後半に疲れをためてしまい納得いくレースができなかった。この悔しい思いを絶対に忘れない。(1年)

*インターハイでは、自分なりによいレースができチーム優勝に少し貢献できた。(1年)

*全国選抜では、1500m700mまでは完璧だったが残り2周でラップを止められなかった。(2年)

*初めてのインターハイで、会場の雰囲気など普段との違いを感じた。チームメートの応援の力は大きい。(1年)

*どの大会も「攻めのレース」を心がけた。もっと落ち幅を小さくできるようにしたい。(1年)


《自分の課題》

体重が足りないので、筋力をつけて65kgまでもっていきたい。(2年)

*レースのためにテーパリングの方法をもっと勉強していきたい。(2年)

*まだ自分に甘いところがあるので、辛いときにこそ全力で前向きに取り組みたい。(1年)

*長い期間、目標を持ち続けることは難しいが、見失わないようにしたい。(1年)

*氷上練習までに3kg体重を落とす。(1年)

*自分は基本がなっていないので、この夏に土台作りをしっかりとやっていきたい。(1年)


 今シーズン、3月中はフリー練習です。この時期は、自分のやりたいことをやれる時期です。リフレッシュしてほ

しいと思います。新年度は41日からトレーニングを始めます。



 シーズンを終えるにあたって本校卒業後、競技を続けた2名が引退することをお知らせいたします。

それは斎藤紘彬(専修大学十勝管内・農協へ)、居城和樹(信州大学→北海道職員へ)です。2名は、大学入学

後、地道に努力を重ね成果をあげてくれました。両名とも大学の監督さんから「本当にまじめによくやってくれま

した。」とお話しいただき、感謝に堪えません。本校の後輩も「良い見本」としてほしいと思います。


 両名は、スケート競技からは引退をしますが、社会人として今後も成長していかなければなりません。将来に期

待をします。頑張ってください。



 次の更新は、4月入学式後になります。今後とも南商スケート部をよろしくお願いいたします。







全国高校選抜 大活躍! 今シーズン終了です!





 12年生の全国大会、高校選抜が終了しました。結果、男子1,500m佐藤柊君が大会新で優勝!この大会は

6回になりますが、やはり大会新というのは過去の優勝者の中で最速ということですから素晴らしいこと

です。プログラムを見るとまだ卒業生の大会記録が残っています。(女子1,000mの太田凪砂さん・女子1,500m

の酒井寧子さん)できればその卒業生の記録を在校生が破ってほしいと思います。それも一つの「夢」です。

それをまた来年「追いかけます」。


 大会ではその他、2位が4個、3位1個、6位入賞3個を取るなど大活躍でした。卒業生や保護者などたくさん

の応援ありがとうございました。


 これで長かったシーズンはすべて終了しました。これからじっくりと今シーズンを総括し、次なるシーズンに

備えたいと思います。3年生はそれぞれ次のステージで頑張ってくれるものと思います。12年生はまずは

学年末考査、そして3月中はすべてフリー練習です。




3月の主な予定(スケート部関係分)

 1日卒業式  2日学年末考査3日目  7日学年末考査4日目  8日追試1日目

 9日追試2日目  15日市役所訪問(全国優勝報告)  19日納会  24日終業式








全国高校スケート 男子2連覇しました!





 119日〜23日に岩手県・盛岡市で行われたスケート・インターハイ。本校男子が昨年に続き、学校対抗・総合

優勝を果たしました。今年も非常に厳しい戦いではありましたが部員全員が必死に戦ってくれました。女子も

最終日のリレーとパシュートの結果次第という展開まで頑張ってくれましたが、残念ながら4連覇はなりませ

んでした。



 思い起こせば女子が初めて優勝したのは、木美帆さんが3年生時の釧路大会でした。その前年まで3年

連続準優勝という悔しい結果でしたので、初優勝は大きな喜びでした。今回、優勝を逃してしまいましたが、

これは新たなスタートです。



 来年のインターハイは、私の「第二のふるさと」栃木県日光市です。実は、私の教員生活のスタートはこの

日光の東中学校でした。ぜひ、この縁のある日光で男子3連覇・女子優勝奪回を果たすべく選手と共に頑張

りたいと思います。



 さて、今回の大会での大きな反省は、やはり「外リンク対応」です。帯広のリンクはいつも素晴らしい環境で

滑ることができます。しかし、外に出ると風・寒さ・氷の変化などにしっかりと対応しなければなりません。

今回、本校選手の中には「室内での実力」とは違った結果になった選手もいました。本当に強い選手はどの

環境でも力を発揮できます。もっともっと力をつけていきたいと思います。



 また、今回は副顧問の清水先生が同行してくれました。今まで、私一人でやっていましたが、清水先生の

協力をいただき本当に助かりました。清水先生は、写真部の顧問でもありますからたくさん写真を撮って

くれました。感謝いたします。(その一部を載せたいと思います。)



開始式・優勝杯返還の様子


  


  


大会の様子

  


  


  


  


  


  


閉会式の様子

  


 応援いただいた方々、本当にありがとうございました。これからも頑張ります。今後ともよろしくお願いいた

します。









「スケート教室」を行いました!


   


                 


 15日、音更・緑陽台小学校でスケート少年団の子供たちに「スケート指導」を行いました。当日は、すこし

風はありましたが晴天の下、元気な小学生とともに楽しく実施できたかと思います。これを機会として、スケ

ートにより親しんでもらえたらうれしいと思います。



 緑陽台小学校には、本校スケート部卒業生 溜井公子(ぬるいきみこ)先生が大空小学校より昨年赴任し

ました。溜井先生は本校在学中、インターハイで南商史上初の2,000mリレー優勝のメンバーとして貢献をし

ました。卒業後は実業団で競技を続け、W杯に出場するほどの活躍をした選手です。その後、大学に進学し

教職に就くなどたいへんな努力家です。


 本校の部員は、こういう立派な先輩を手本として頑張ってほしいと思います。


 つぎの大会は、連覇の懸かった「インターハイ」です。119日から岩手・盛岡で行われるこの大会に向け

て皆、頑張っています。今年も非常に厳しい戦いが予想されますが、必死に戦います。応援よろしくお願い

いたします。









全道高校 男女アベック優勝しました!
 


 2月18日〜20日、十勝オーバルで行われた高体連・全道高校に参加しました。


 大会は、初日に本校選手に転倒・足がつるなどの波乱もあり苦戦を強いられました。しかし、選手は最後

まで諦めず必死に戦い、最終日2,000mリレーの結果次第という展開に持ち込むことができました。結果、

運もあり南商史上初の男女アベック優勝を成し遂げることができました。(男子は連覇)


  これも、いつも応援いただいている保護者や関係の方々のおかげです。ありがとうございます。

  全国大会は、1月19日から岩手県盛岡市で行われます。昨年はなんとか男女アベック優勝をすることが

できましたが、今年も厳しい戦いが予想されます。男子は2連覇・女子は4連覇が懸かっています。


その大きな目標に向かって精一杯戦います。 「夢を追いかけます!」今後ともご声援よろしくお願いいた

します。






ユースオリンピック 日本代表に2名(小野寺・榊原)選出!!
 
 1
月に行われたジュニアワールドカップの結果、第2回ユースオリンピック冬季競技(来年2月、ノルウェー・リレハ

ンメル)の日本代表4名中、2名が本校から選ばれました。



 3年小野寺優奈、2年榊原一輝の両名は、日の丸を胸に堂々と戦ってほしいと思います。4年前の第1回大会で

は、本校から角井俊洋が参加し500mで見事銅メダルを獲得しました。



 2名においては、リンクもタイムの出るところですので、自己ベスト目指して頑張ってきてほしいと思います!







Jr.ワールドカップ(オランダ・ドイツ)に行ってきます!!




 Jr.W杯に出場する3名(小野寺優奈・榊原一輝・吉村優那)が職員室で出発の挨拶をしました。


 3名は、117日に帯広を出発し、まずはオランダ(フローニンゲン)で第1戦に出場、その後ドイツ(ベルリン)に

移動し、第2戦を戦います。帯広に帰ってくるのは12月です。このように長く海外に遠征できることは後々の良い

経験になります。すべてをプラスにできるように努力してほしいと思います。



 今年は4年に一度のユースオリンピック(来年2月・ノルウェー)の年です。スピードスケートでは、最終的に本戦に

出られるのは男女2名ずつの計4名です。このJr.W杯が最後の予選です。ユースといえども日本を胸に戦うオリン

ピックです。ぜひ、勝ち上がって本戦で活躍してくれることを念願しています。


 私は指導する立場として、いつも「一人でも多く世界の大会に出せるように」と考えています。世界を知ること

は若者にとって大切なことです。本当に貴重な経験です。本校には、まだまだ可能性をもった選手が多くいます。

ありがたいことにスピードスケートにはチャンスはたくさんあります。常に「夢を追いかけて」ほしいと思います。


 今回、これに出られなかった他の部員は、117日〜8日の帯広の森競技会、13日〜15日のジャパンカップ第

1戦で頑張ります。ご期待ください。









Jr.ワールドカップ・日本代表に3名選出されました!!

 10
25日まで長野・エムウェーブで行われた全日本距離別選手権に本校から7名の部員が参加しました。



 結果、3名の部員が111415日(オランダ・フローニンゲン)、1128日〜29日(ドイツ・ベルリン)で行われる

Jr.ワールドカップ日本代表となりました。小野寺優奈(3年)・榊原一輝(2年)・吉村優那(1年)3名は、長期

の遠征となりますが日本代表の自覚とプライドを持って堂々と戦ってきてほしいと思います。


 特に今年は4年に一回のユースオリンピック(来年2月・ノルウェー)の年です。上記3名は、この大会の参加資


を持っていますので是非、最終予選を勝ち上がってほしいと念願します。


 今回残念ながら代表に選ばれなかった者・この大会に参加できなかった者は、まだまだリベンジの機会が残さ

れています。気持ちを切り替えて、まずは117日〜8日に行われる帯広の森競技会で自己ベストを更新してほし

いと思います。


 また、本校卒業生では
木菜那(日本電産サンキョー)・木美帆(日本体育大学)の姉妹がシニアのワール

ドカップ日本代表となりました。Jr.でも浅野実久(高崎健康福祉大学)が代表となりました。


 多くの先輩たちも必死に頑張っています。本校部員もインターハイ連覇に向けて頑張ります。皆さん、今後とも

応援よろしくお願いいたします。







帯広市スポーツ賞をいただきました!!

 
 
1012日、体育の日に今年度の帯広市スポーツ賞・スポーツ奨励賞授与式が帯広市文化ホールで行われました。



 今年度のスポーツ賞は、昨年度インターハイ(山形県)で団体優勝した本校スケート部男子・女子の2団体のみで

した。(奨励賞は、7個人・3団体が受賞)

 式には国会議員・道議会議員・市議会議員など多くの来賓の方々がご出席いただき、市長さんからもお褒めの

言葉をいただきました。


 最後に、緊張感いっぱいの現キャプテン・橋本萌生君が謝辞を述べ、閉会となりました。


 私たちは、この名誉ある賞に恥じないよう一生懸命練習し、岩手県で行われる今年度のインターハイでは連覇

できるように頑張ります。よろしくお願いいたします。


 

 







チャレンジカップに出場しました!


 91213日、今シーズン初のレース、明治・帯広チャレンジカップに部員15名が参加をしました。今回のレース

に対する課題はいかに「トップスピードに乗れるか」「積極的なレースが出来るか」でした。



 結果は、オーバルでの自己ベストを更新した者が10名おり、全体的には上々といえるのではないかと思います。

また、課題を克服すべく努力する姿勢が見られました。詳しくは帯広スケート連盟のHPをご覧ください。


 以下、今回の反省提出用紙より抜粋して載せたいと思います。


 *目標タイムは達成できた。後半、後ろの筋肉が使えず縦蹴りになってしまったので、次は気をつけたい。(3)

  *入りでスピードに乗ることが出来なかった。スプリント練習に力を入れたい。(3)

  *後半のスタミナが課題。(2)

  *スタートからゴールまでスケーティングを変えずに滑ることが出来た。(2)

  *最初から飛ばしすぎた。ペース配分を考えて滑れるようにしたい。(1)

  *自己ベストを8秒近く更新できた。遊脚は股関節からしっかり回し、振り子のように使うことができた。(1)

  *タイムは割と良かったが、後半失速してしまったので、もっと練習してタイムを伸ばしたい。(1)


 次の1017()の第1回タイムトライアルでは、より一層良いレースができるようにトレーニングを進めてい

きます。今回、体調が万全でなかった者・思い通りに滑れなかった者など反省を生かして次にリベンジしてほしい

と思います。この大会ではたくさんの保護者の方々、応援ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいた

します。


 写真は、昨年度のものです。























「夏季交流会」 楽しくいただきました!


 830()、素晴らしい天気の下、父母会主催の「夏季交流会」を実施しました。この日は、アメリカ・ソルトレイク合宿に参加していた3名も合流し、楽しい1日を過ごすことができました。

 午前中は、中札内の戸水農園にお邪魔し、「イチゴ狩り」を行いました。甘くておいしいイチゴをたくさんいただきました。戸水さん、「ご協力ありがとうございました!」

 午後からは、西帯広公園に場所を移し、「焼き肉」を行いました。海の幸・山の幸がいっぱいで栄養満点です。保護者の方々も大勢参加いただき、ありがとうございました。


 選手はまず、912日〜13日に行われる「明治・帯広チャレンジカップ」でどこまでやれるか、それこそ「チャレンジ」してほしいと思います。今後とも、ご声援よろしくお願いいたします。



  

  






小学生指導を行いました!



 829()、第8回になる全校ボランティア・小学生指導を実施しました。当日は、秋を思わせるさわやかな天気の中、管内の小学生が参加をしてくれました。

 小学生は、4つのグループに分かれ @スライドボード A体幹トレーニング  Bカーブ練習  Cフォーム練習に汗を流しました。

 先生役の高校生も自分の小学生時代を思い出しながら、楽しく行えたと思います。最後にみんなで恒例の「鬼ごっこ」を行い、会は終了しました。また、来年度も行います。


 








清水宏保さんのアドバイスを受けました!



 823日(日)、十勝オーバルにおいて冬季オリンピック金メダリストの清水宏保さん(短距離担当)また、長距離でオリンピックに出場した土井槙悟さん・平子裕基さんのスケート講習会に参加をしました。

 この中で、選手はスケーティング技術・メンタルなどの指導を受けました。特に清水さんは氷上練習において「ラップ感覚の大切さ」を力説されていました。

 今回は、アメリカ合宿に行っている3名は参加できませんでしたが、この指導を今シーズン初レースの912日〜13日に行われる明治・帯広チャレンジカップに生かしてほしいと思います。

 清水さん・土井さん・平子さん ありがとうございました!







コーチクリニックに参加しました!




 81()、十勝オーバルで行われた連盟主催の今年度第1回目のコーチクリニックに参加しました。今回のメイン講師は、日本スケート連盟のナショナルチーム(オールラウンド)のコーチに就任したオランダ人のヨハン・デ・ビットコーチです。

 ヨハンコーチは昨年度、オランダのニューバランスチームのヘッドコーチをしていて、オランダ留学中、本校出身の木菜那のコーチでもありました。菜那は昨年、飛躍をしましたので私もコーチが「どんな考え方でどんな指導をしているのか」非常に興味がありました。


 コーチの話を聞いて、一番感じたことは「プロのコーチ」としての意識の高さです。日本では、ほとんどのコーチは私たちのような教員や他の職業を持った人たちです。オランダでは、スケートのコーチが職業として成り立ちます。選手の成績が良ければ報酬も上がりますが、ダメな時は解雇もあるようです。(日本のプロ野球と同じです)その仕事はプロの仕事です。

 オランダではコーチにもレベルがあり、初心者クラスのレベル1からオリンピックなどのコーチができるレベル5まであるそうです。レベル5までになるためには早くても10年程度かかり、それまでに運動生理学やメンタルトレーニングなど多くの学習・コーチ経験をしなければならないとのことです。ヨハンコーチは、「オランダのコーチのレベルは高い!」とはっきり言っていました。

 全体講演のあと、個人的にいくつかの質問をしてみましたが(もちろん通訳付きで!)ひとつ一つの質問に明快に答えていただき、たいへん参考になりました。私は「今、世界で一番強いオランダのノウハウを取り入れない手はない」と思います。もちろん、ここは日本ですからその良さも生かしながらやっていきたいと思います。





氷上練習始まりました!

 十勝オーバルがオープンし、氷上練習が本格化してきました。選手は、4月から取り組んできたフォーム練習をどう氷上で反映していけるかを考えて滑っています。

 重点ポイントは、
@  軸の作り方
A  一本足走法
B  カーブワーク  です。

 トレーニングについては、高強度トレーニングを含めオランダ方式をできるだけ取り入れて行きます。

 夏休み中は、NTCの時間帯で練習します。頑張ります







スケート部 今後の予定

 久しぶりの更新となりました。

 76日まで期末考査があり、10日ほどフリー練習となっていました。その後、学祭準備で練習時間も制限されましたが、内容的には濃いものになったかと思います。

 715日に十勝オーバルがオープンし、いよいよ氷上練習が始まります。1年生のワンピースも届き、気持ちも盛り上がってきました。今年から足下にグラデーションを入れました。結構いけると思います。選手も頑張って練習していますのでとても楽しみです。

 *今後の予定をお知らせしたいと思います。

  720日〜25日   全道合宿(帯広) 参加9名 他の者は部の練習
  726日〜27日   ユースオリンピック派遣前手続き(東京) 選手5名参加
  728日〜814日  基本的に夏休み中は、朝7時〜840分(氷上練習) 
            その後陸上トレーニングを行います。日曜日は、休養日です。

  810日〜825日  アメリカ(ソルトレイク)合宿 参加3
  815日〜818日  フリー練習日
  823()    スケートキングダム(十勝オーバル)参加
  829()    全校ボランティア(小学生指導) 詳しくは「かちまい」に載せていただきます。
  830()    父母会主催 「夏季交流会」(焼き肉)


 本校は、他の高校・中学生との合同練習・見学はいつでも受け入れています。基本的には、日曜日以外は練習をしています。もし、来られる場合は事前にご連絡いただければ幸いです。

連絡先 TEL 0155-34-7319  FAX 0155-34-5875 (南商 東出)

 よろしくお願いいたします。





全日本ジュニア合宿 参加報告!
 
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28日〜61日の5日間、東京・赤羽にある国立スポーツ科学センターで行われた測定合宿に選手(磯・小野寺・榊原)と私の4名が参加しました。今年も、充実した実のある合宿になったと思います。

 例年行われているこの合宿は、国立スポーツ科学センター(JISS)・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で行われます。世界最先端のスポーツ科学技術を生かした測定やトレーニングが実施されています。隣には有名な国立西が丘サッカー場があり、この日も関東大会(高校)の決勝戦が行われていました。とても素晴らしい環境です。

   

   


合宿の内容について、お知らせいたします。

@ 総論

日本スケート連盟の湯田強化部長から、現在スケート連盟が置かれている状況や取り組みなどが説明されました。ソチオリンピックではメダルを取ることができなかったということから、次のピョンチャンオリンピックそして、その次のオリンピックではここにいる選手たちに大きな期待がかかっていることも話されました。

 また、選手は一人一人今年の目標を発表しました。選手たちは、この恵まれた環境の中でトレーニングできることへの感謝、世界ジュニアなどで結果を出すことの重要性を感じたようです。



A フィットネス測定

 例年通り、形態測定、筋力測定、最大酸素摂取量測定、最大無酸素性パワー測定などが行われました。写真を載せることはできませんが、最先端の機器を利用した測定です。選手は昨年と比較してどのように変化しているかを理解し、その結果を基に今後のトレーニングに生かすことを考えていました。

B ウェイトトレーニング指導

 ここでは専門のトレーナーから、ウェイトのフォームについてチェックを受けました。種目はスクワット・デッドリフト・ハイクリーン・ベンチプレスです。ウェイトトレーニングは筋力アップには重要なトレーニングですが、正しく行わないと効果がないばかりかケガをしてしまいます。ここで学んだことを学校に戻っても生かしていきたいと思います。

   


C 講義

 この合宿では、毎回さまざまな講義が入っていますが今年は「女性スポーツ医学関連」の講義が行われ、鈴木なつみ先生からお話がありました。女子選手だけでなく男子選手も一緒に学習し、女子選手の特徴・注意点などがよく理解できたと思います。




D カーブベルト講習

 今回は、ショートトラックの専任コーチングディレクターである神野さんとショートとアウトのどちらも経験のある宮嶋さんを講師に、カーブベルトのトレーニングを行いました。さすがにショートトラックのカーブワーク〔技術〕は参考になる面が多く、本校選手も多くの刺激を受けたようです。これは学校に帰ったら、部員全員に伝達していきます。

   

   


E 栄養指導

 管理栄養士の柳沢先生から個別に相談・指導を受けました。今回、本校から参加した選手は皆、下宿生活ですので特に普段気をつけた方がよい点を重点的に教えていただきました。

 アスリートにとって食事(栄養)は、非常に重要なポイントになります。8月に行われるアメリカ〔ソルトレイク〕合宿までに改善できるように頑張ってほしいと思います。




F メディカルチェック

 今年もメディカル担当ドクターの村上先生(相澤病院)からひとり一人チェックを受けました。本校選手も先生から「体幹の筋肉がまだうまく使えていない。」など指摘を受けました。本人も、「アメリカ合宿までにはきちんクリアしたい。」と目標を持って取り組むことを誓っていました。

 また、理学療法の先生(青木先生・庄司先生)から体幹トレーニング・ストレッチ指導や実際にケアを受けることができました。ひとり一人きちんと見てもらえることは、本当にありがたいことです。

   

   


G 測定項目の見方・評価と指針

 連盟科学スタッフ(熊川さん・前川さん)から今回の測定について説明がありました。本校男子選手は、「今回参加した他校の選手と比較して、弱い部分がわかった。強化したい。」と話していました。

 10月に同じ項目で測定がありますので、そのときまでに克服できるように頑張ってほしいと思います。




H オリンピアン講演

 今年は、フリースタイルスキー・モーグルで活躍された上村愛子さんのお話を聞く機会が得られました。上村さんは、オリンピックに5大会連続で入賞し、ワールドカップでは日本人初の年間総合優勝を果たした選手でした。昨年4月に引退し、現在はスキーやモーグルの普及につながる活動に注力されているそうです。

 講演の中で上村さんは選手の質問に、一つ一つ丁寧に自分の体験を踏まえたアドバイスをしていただき、本校選手も「世界で活躍した人の考え方を知ることができた。」「自分の生活を変えていきたい。」などと大いに勉強したようです。ちなみに本校選手がした質問は、「上村さんは、調子の悪いとき、どのように対応していましたか?」「大会前に何か験担ぎなどをしましたか?」でした。

 私が感じたのは、上村さんの真摯な姿勢です。「何事に対しても、常に誠実に真剣に取り組んでいる方だ!」ということを強く感じました。

 最後に、上村さんが教わっていた外国人コーチの言葉を紹介していただき(写真あり)、会は終わりました。

   






 最後に、今年はユースオリンピックのある年(4年に一度)です。4年前(オーストリア・インスブルック)は、角井君が500mでメダルをとりました。今年も、本校には資格のある選手が多くいます。ジュニアW杯・世界ジュニア含めて大いにチャンスがあります。

 是非、モチベーション高く頑張ってほしいと思います。



最近のトレーニングの様子

 今シーズンのトレーニングを開始して、1ヶ月がたちました。選手たちは、筋肉痛に耐えながら頑張っています。

常に高いモチベーションを持って取り組むことはそう簡単ではありませんが、これからも皆で声を掛け合い、全力でトレーニングに励んでほしいと思います。

 最近の様子を写真でお知らせしたいと思います。

  
ラダーは毎日行っています。

  
ジャンプ系トレーニングは多くの頻度で行います。次の日はかなりの筋肉痛になります。

  
ダンベルを使った上半身のトレーニングも毎日行います。

  
芝生を使ってラウガングというトレーニングをします。
この日は2分間を8×2セット実施しました。大変よいトレーニングです。

  
帯広の森へ行く坂道で登坂ダッシュを行います。だいたい1分前後で走ります。
この日は10本走りました。みんなよく頑張りました。

  
体幹トレーニングは必ず行います。こういう地道なトレーニングを毎日行うことは非常に重要なことで、最終的には記録に反映されるものです。

  
トレーニング室の風景です。壁に今年の「個人目標」を張り出し、目標を明確化しています。

  
最新鋭のトレーニング機器(マシーン)が入っています。

  
フリーウェイトルームです。バーベル・ダンベルを使ったトレーニングやスライドボードもここで行います。
木菜那さんのパネルが貼ってあります。




日本スケート連盟 強化選手発表!

 424日、日本スケート連盟より今年度の指定強化選手が発表になりました。(詳しくは連盟HPをご覧ください。)

 本校からは、ジュニア強化選手Aに磯、榊原、小野寺3名が選ばれました。これは、学校別に見ると最多となり
ます。3名は、日本スケート連盟ジュニアの代表としてプライドと自覚を持って行動をしてほしいと思います。また、
強化Bには岩佐、戸水ユースオリンピック代表候補選手として吉村が指定を受けました。



 卒業生は、最上級ランクのシニア特別強化選手3名の中に、木菜那(日本電産サンキョー)が入りました。これ
はたいへん名誉なことではありますが、期待の大きさも半端ではありません。本人もテレビのインタビューで「こ
れに結果という形で応えたい」と話していましたが、誠にその通りと思います。妹の美帆はナショナルオールラウ
ンド強化選手
という形で今年も活動をするようです。昨年度は、姉妹で世界距離別選手権のパシュート金という結
果を残しました。これからも後輩のよき目標になるように精進してほしいと願っています。



 本校から参加資格のある6名は、10月末に長野・Mウェーブで行われる全日本距離別選手権で結果を出すことが
大きな目標になります。また、それに出られない者はその悔しさをバネにして一層頑張ってほしいものです。



メディカルチェック!

 427日(月)、帯広協会病院へ例年お願いしているメディカルチェックに伺いました。当日は、理学療法の先生
方から熱心にご指導いただきながら、一つ一つチェック項目をこなしていきました。



 昨シーズンは、残念ながら大事なところでケガや体調不良で実力を発揮できなかった選手もいました。今シー
ズンはそういうことのないようにしていきたいと思います。そのためにも、この結果をしっかりと捉えてトレーニ
ングをしていきます。



 本校選手は、もともと中学校時代から実績を持った選手たちがほとんどです。一番怖いのはなんといってもケ
ガです。私は、ケガさえなければ相応の結果は出せると確信しています。「ケガをしない体を作る」ためにも自分
自身で気をつけるセルフケアが重要になってきます。これからもこういう機会を増やして行きたいと考えていま
す。


 協会病院の先生方、お忙しい中ありがとうございました。「結果」で応えられるように頑張ります。

   

   

   

   




2015/2016シーズン スタートしました!



4
1日、今シーズンのトレーニングを開始しました。新入生は49日に無事入学式を終え、10日からチームに加わりました。


今年は、例年になく8名という大量の有力選手が入部し、総勢18人(2名はマネージャ−)の部となりました。今年は、インターハイでのレギュラー争いが激化します。これに勝ち残れるように、それぞれが頑張ってほしいと思います。


私も選手全員が「ベストタイムを更新できる」よう、常に緊張感を持って全力で指導に当たる所存です。また、このHPもできる限り更新をするように努力をしていきたいと思います。


南商スケート部を応援いただいている方々、いつもありがとうございます。今年も、「結果を残せる」「愛される」  スケート部を目指して一層、頑張りますので引き続き応援よろしくお願いいたします。




2014/2015 シーズン終了しました! 総括!!

 317日、帯広市役所へ全国高校(インターハイ)男女アベック優勝の報告に行きました。

 教育長さんからもお褒めのお言葉を頂き、部員一同感激をしました。また来年度、同じような報告が出来るように決意を新たにしたところです。

 

大会関係では、36日〜10日にソウルで日韓大会があり、本校から3名(磯・小野寺・榊原)が出場し、無事帰国をしました。これで長かった2014/2015のシーズンもすべてが終了をしました。これから3月中は完全フリーとし、リフレッシュして来シーズンを迎えたいと思います。

 

 さて、今シーズンの総括ですが・・・

@全国高校(インターハイ)=学校対抗アベック優勝

 「夢を追いかけよ」 本校の部旗にはこう書かれています。この夢とは何か? 高校生で競技をやる以上、一番は「学校対抗 全国優勝」だと思います。もちろん選手によっては個人で世界でも活躍する者もいます。しかし、チームとして戦っている以上「団体 日本一」は一番大きな部分です。まして「男女アベック優勝」と言うことはそうそうできるものではありません。それを今年できるとは正直、思ってはいませんでした。すごいことです。何度も言いますが、これは選手ひとり一人の頑張り・チームワーク。まわりの方々の応援があってのことです。感謝申し上げます。

 さて、「夢の達成」の次は何か? もちろん連覇です。その夢を追いかけます。当然ですがそれは容易なことではありません。他校の選手もみんな頑張っています。しかし来年、岩手県(盛岡市)で行われる全国高校(インターハイ)で連覇を狙えるのは男女ともに本校だけです。新たにパシュートも導入されるようです。大きなプレッシャーはありますが、それをバネにして頑張りたいと思います。

A全日本ジュニア=世界ジュニア(ポーランド)に選手一人も送れず

 私が指導者として今シーズン一番残念なことはこれです。個人で出る大会での目標は、やはり「世界大会出場」だと思います。3年生の浅野さんが12月のジュニアワールドカップ(カナダ大会)に出場し、500mで優勝することができましたが、世界ジュニアには100分の4秒足らずに出場を果たすことができませんでした。他の世界を目指していた者も実力を発揮できずに終わってしまいました。今回は卒業生の酒井寧子さん(高崎健大)が日本代表になりましたが在校生は一人も選ばれませんでした。確かに男女5人ずつの狭き門ですが、来年はこの悔しさを忘れず一人でも多く選ばれるようにしていきたいと思います。

(シニアの)オリンピックの選考会もそうですが、大事なところで自分の力を発揮できる選手にならなければなりません。そこの指導がまだまだ足りないところです。今シーズンの一番の反省点です。

B体調管理(コンディショニング)の難しさ

 4月からは陸上トレーニング。7月から十勝オーバルがオープンし、陸上と氷上を合わせたトレーニングを進めてきました。十勝オーバルができた当初は大事なレース(インターハイなど)にピーク(コンディション)を合わせることができず、残念な結果に終わることもありました。しかし、ここ数年はだいぶん慣れて、調子の波幅が減ってきているように思います。

それでも、部員全員が「常に絶好調 !」というわけにはいきません。今シーズンはインフルエンザのあと体調が戻らない者、大事なレース前にケガをする者などがいました。せっかく実力がありながらそれを発揮できないのは本当に残念なことです。「体調管理ができて一流選手」ということばもあります。(私が言いました!)もちろん、指導者も体調管理に充分に配慮しなければならないと思います。

Cスケーティング技術・トレーニング法の改善=海外に学ぶ

 昨年11月、帯広でW杯があった折りに世界の一流選手の滑り・動きを身近に見聞きすることができ、そこでいくつかの情報(ポイント)を仕入れることもできました。そこでは、やはり今までの日本人がやってきたこととの違い、考え方の違いを感じました。

特に今年は日本人の中でもオランダに留学して活躍している選手もいます。結果の違いははっきりしています。日本人と外国人とは体格も日常の習慣も違いますから、何でも取り入れることはできません。しかし、出来るところからやっていかなければならないと思います。

 来シーズンも「固定概念からの脱却」をテーマにしていきます。

D外リンク対応

 帯広には十勝オーバルという立派な屋内リンクがあり、7月からはいつでも氷上練習ができるという素晴らしい環境があります。私はいつも「このリンクで滑られる幸せ・感謝の心を忘れないように」と部員に話しています。そして、スケーティング技術(フォームやカーブワークなど)向上のためには、実際に氷上で滑ることが一番よいと実感しています。本校では、4月〜6月の期間はローラースケートの練習は行っていません。ローラースケートにはそれなりのよい点があると思いますが、やはり氷上とは違いがあると感じています。

 しかし、いつも氷も安定して風もなく、適温で練習できるこんな素晴らしい環境から、外リンクに出ると選手は戸惑います。それは@氷の堅さ A風 B気温(寒さ)C降雪の違いです。昔は帯広の選手は「どこに行っても強い」と言われていました。今は「温室育ち」になってしまったかのようです。それはメンタル(気持ち)の問題もあるとは思いますが、それだけでは簡単に対応できない重要な部分です。今はシニアの世界大会はすべて屋内リンクで行われますが、高校生の出る国内の重要大会は屋外でも行われます。そこでよい結果を残すためには、それなりの対応が必要になってきます。

 木美帆さんが在学中に、世界ジュニアでイタリアのコラルボ(屋外リンク)に行った時も、オランダのシニアチームが氷上練習をしていました。〔その翌年にあったソチオリンピックで活躍した Ronald MULDER (500m 銅) Jan SMEEKENS500m 銀) Stefan GROOTHUIS1000m 金)がいました。〕

今、日本のトップ選手はあまり屋外では滑りませんが、オランダチームなどは時々、屋外で滑ることも必要と考えているようです。

本校でもいくつかの対策をとっていますが、中でも外でも結果を残せるようにしていきたいと思います。


 次に恒例になった(?「今シーズンの反省」から一部を載せたいと思います。

《陸上トレーニングについて》

1年生の時に比べて、パワーマックスの数値が上がった。(2年)

*毎日、体幹トレーニングをかかさずすることができた。(2年)

1年生の時より、ランニングの量が少なかった。(2年)

*一つ一つのトレーニングの内容が濃く、効率がよい練習が出来てよかった。(1年)

*氷上のフォームを意識して、連動してできるように練習した。(1年)

筋肉の使い方が、少しずつわかるようになってきた。(1)

 

《氷上トレーニングについて》

大学生の後ろについて滑ったことがよい練習になった。(2年)

10,000m5,000mのハイスピードの練習では、本番を意識して滑るようにした。(2年)

*フリー練習では、ただ滑るだけでなく課題を意識してできるように心がけた。(2年)

*短距離選手でも中長距離の練習をして、持久力がついたと思う。(1年)

*ただ男子の後ろについて練習するだけではダメだと思った。(1年)

*先輩について行くのが精一杯でフォームのことを考える余裕がなかった。(1年)

 

《生活面》

*大事な大会(選抜)の前に股関節を痛めてしまった。日々の体のケアが足りないと感じた。(2年)

*学校で先生に注意をされることがあったので、3年生では褒められるようにしたい。(2年)

*大会であまり検定試験が受けられなかった。来年は一つでも多く取りたい。(2年)

*学校では、毎日楽しく充実して生活することができたが、シーズンに入ると疲れて勉強する時間が取れなかった。(1年)

*健康管理やその日の調子を知るために毎日記録をつけていたが、自分を知るために効果があったので続けて行きたい。(1年)

*日曜日が休みなのでリフレッシュでき、「また来週から頑張ろう」という気になれる。(1年)

*今年は漢字コンクールでクラスに貢献できなかったので、来年は90点以上取ります。(1年)


《大会(ジュニア・インターハイ・全国選抜)について》

*ジュニアでは、調整があまりうまくいかなくて結果を残せなかった。(2年)

*正月に体調を崩してしまい満足行くレースができなかった。この悔しい思いを忘れず、来年は勝ちに行きたい。(2年)

*インターハイでは5,000mでやらかしてしまったので、1,500mではすごく気合いが入って自分なりによいレースができた。(2年いそ)

*全国選抜では、500m36秒台を狙っていたが少し足りなかった。やはり、第2カーブを攻めないと届かないことがわかった。(1年)

全国選抜では、タイムはまだまだだけど1,500m今シーズン一番いいレースができた。(1年)

*リレーで何とかバトンを繋ぐことができ、アベック優勝に貢献できてうれしかった。(1年)


《自分の課題》

筋持久力が足りないので、ウェイトトレーニングやランニング系で鍛えていきたい。(2年)

*レースのための調整(コンディショニング)の方法をもっと研究していきたい。(2年)

カーブワークに課題があるのでベルト練習など増やしていきたい。(2年)

*メンタル面が弱いので、レースで100%の力をだせるように訓練したい。(1年)

*どんなトレーニングも氷上につなげられるように意識して練習していきたい。(1年)

*レースで自分では積極的に行っているつもりでも、タイムが出ていないので来年はもっと最初からいいタイムで行けるようにしたい。(1年)

 

 今シーズン、3月中はフリー練習です。来シーズン、23年生は41日から(エイプリルフールではありません。本当です。)練習を始めます。今年は例年になく新入生が大量に入部する予定です。(たくさん高校がある中で、本校を選んでいただいて有り難いことです。)インターハイは1種目2名しか出ることができません。レギュラー争いが激しくなってきます。それに勝ち残れるように頑張ってほしいと思います。

  次の更新は、4月入学式後になります。よろしくお願いいたします。





全国高校選抜 結果!!
       
 2月20日〜22日、十勝オーバルで第5回の全国高校選抜(1・2年生の大会)が行われました。
 結果、男子では1年生の榊原一輝君が見事500mで優勝。2年生の小野寺優奈さんが1500m・3000mの2冠となりました。また、他の選手も入賞・自己ベストを更新するなど大健闘でした。

 今シーズンの主要な大会はこれで終了となりますが、これから今シーズンの総括をして来シーズンを迎えたいと思います。




  インターハイ ついにやりました!
     学校対抗・男女アベック優勝!!

       
    
 1月22日〜25日まで山形市で行われた全国高校(インターハイ)で念願の男女アベック優勝を果たすことができました。
 私も正直期待はしていましたが、こういう結果が出るとは本当に驚きです。これも選手ひとり一人の頑張り、またチームワーク。そして保護者・お世話になった方々のご声援・ご協力のおかげです。本当にありがとうございました。
 インターハイ終了後、3年生から次期キャプテンの指名があり、男子は橋本萌生(全体のキャプテン)、女子は小野寺優奈がその役に就くことになりました。
 新チーム(1・2年生)は、2月20日〜22日、帯広・とかちオーバルで行われる全国高校選抜に向けてトレーニングを進めています。気を緩めることなく進化していきたいと思います。最後にあらためまして、
ご声援ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。



全道高校 男子総合 初優勝しました!!
       
 12月21日〜23日、苫小牧市で行われた全道高校で男子が大活躍しました。
 総合では、前日まで白樺学園に11点差をつけられていたため私も、「厳しい」だろうと考えていました。しかし、1,500Mではなんとキャプテン小原(3年)が優勝、2年磯が2位とワンツーフィニッシュで15点の大量得点。なんと逆に3点のリードとなりました。緊張のなかでの最終種目2,000mリレーは、各自役割を果たし、2位となり、優勝が決まりました。
 これまで男子は女子の活躍に押され、陰にかくれた存在でしたがやっと日の目を見ることができました。南商は学校でもほとんどの活動が女子中心(生徒会長も女子です)で、男子の奮起を期待していたところでしたから、とても素晴らしいことです。女子も3年浅野さんが500mで優勝するなど頑張りました。
 今年の大会はこれで終了になりますが、来年1月には、全日本ジュニアが釧路で、全国高校(インターハイ)が山形で行われます。今回の頑張りを一層の励みにして良い結果を出せるように頑張ります。応援よろしくお願いいたします。


北海道スポーツ賞を頂きました!!
 11月17日(月)、今年度の北海道スポーツ賞の授賞式が札幌でありました。これは、インターハイ女子総合2連覇、同じく女子2,000mリレー2連覇という成績が認められたものです。本校としても、団体としては初めてのことでたいへん名誉なことです。これからも、この大きな賞を励みにして部員一同精進していきたいと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします。
           


ジュニアワールドカップ(カナダ大会)に浅野実久さん 日本代表に選出される!!
 この間、大会が続き書き込みがおろそかになってしまいました。たいへん申し訳ありません。
 さて、10月末に行われた全日本距離別(長野)おいて、本校3年浅野実久さんが上記大会に日本代表として出場することが決まりました。カナダ・カルガリーのリンクは高速リンクですので11月22日〜23日に行われるこの大会でぜひ、ベスト記録の大幅更新を期待します。

 また、全日本距離別では、シニアのワールドカップ日本代表も決まり、本校卒業生では木菜那さん(日本電産サンキョー)、木美帆さん(日本体育大学)の姉妹が、日本代表となりました。今年度は11月14日〜16日に第1戦が地元帯広で行われますので、活躍を期待しています。

 先日、十勝オーバルで2週連続大会が開かれました。(帯広の森競技会・ジャパンカップ第1戦)本校からも部員が参加しましたが、本校の卒業生がたくさん出場していました。また、なによりスケートを引退した卒業生が競技役員としてボランティアで手伝いをしてくれていました。そういう姿を見られることは本当にうれしいことです。

 特に、長野の信州大学に進学した居城和樹くん(現在3年)は、この両大会で表彰台に上るなど大活躍でした。中学・高校と彼は、3年生時インターハイで1,000m6位という記録はありますが、全国的には全く無名と言っても良い存在でした。信州大学進学後、地道な努力を重ね着実にタイムを伸ばしてきました。今の力を持ってすればピョンチャンオリンピックも充分可能性があります。彼の頑張りは現部員の良い見本です。これからもこういう選手が出てくれるように頑張って指導をしていきたいと思います。



カナダ フォールクラシックの結果!
 9月26日〜28日にカナダ・カルガリーで行われたフォールクラシックに本校から出場した小原憂雅(3年)・橋本萌生(2年)の結果が届きました。2人とも自己ベストを大幅更新し、よく頑張ったと思います。もちろん、カルガリーのリンクは高速リンクですのでタイムが出るのは当然と言えば当然ですが、国際大会で自分のレースができることは成長の証です。これを、帰国後も生かしていってほしいと思います。本校では、10月1日〜3日まで中間考査が行われます。高校生ですからこれも重要です。しっかりと取り組んでほしいと思います。

 *レースの結果は次の通りです。(もちろんすべて自己ベスト)
   小原 500m 37秒58、  1500m 1分50秒60、  5000m 6分51秒53
   橋本 3000m 3分57秒45、  5000m 6分52秒38
             



第1回 タイムトライアル!!
 今シーズン、初めてのレースが9月13日(土)に十勝オーバルで行われました。今回の課題として、「今、自分が取り組んでいるフォームなどのチェック」をあげていましたが、結果的には「陸トレの成果が出て自己ベストを出した者」「多くの課題が見つかった者」など様々でした。今回のレースは皆ビデオに撮ってありますので、今後のトレーニングの糧にしていきます。
 小原(3年)、橋本(2年)は、カナダ・カルガリーでの大会に参加のため日本を出発していきました。高速リンクですので、自己ベストの大幅更新を期待します。
 次の第2回タイムトライアルは、10月18日(土)です。頑張ります。よろしくお願いいたします。



夏季交流会 楽しく行われました!
 今年も夏季交流会(焼肉)が8月30日、西帯広公園で行われました。当日は、暑くも寒くもない快適な天候で楽しく過ごすことができました。また、海の幸・山の幸が豊富で美味しくいただくことができました。アメリカ遠征に行っていた2名(浅野・小野寺)、卒業生の高木美帆も久しぶりに合流し、スイカ割りなどたいへん盛り上がっていました。
 9月13日(土)には、第1回目のトライアルが行われます。今の時点でどのような成果が出るか、課題は何かを見つけることがポイントだと思います。
 ご声援、よろしくお願いいたします。
    



氷上練習 順調です!
 十勝オーバルがオープンして早、1ヶ月。部員も氷上練習に精力的に取り組んでいます。9月13日(土)には、第1回目のタイムトライアルも行われます。結果よりも、「自分の課題克服」が目標です。
 8月30日(土)には、恒例のスケート部父母会主催の交流会(焼き肉)があります。楽しみです。内容は、またHPにアップする予定です。
 あるところから「我が部の取り組み」という原稿依頼がありました。それに加筆・写真を加えたものを載せたいと思います。こちらからご覧頂けたら幸いです。よろしくお願いいたします。



7月27日 小学生指導を行いました!!

     
 例年8月に行っていた小学生指導ですが、今年はその時期に全日本ジュニアのアメリカ合宿があるため7月に行うことになりました。
 この行事は今年で7回目になりますが、現3年生の浅野実久さんが芽室小学校6年生の時に参加したのが第1回目です。
 当日はあいにくの雨でしたが、今年も21人の小学生が集まってくれました。内容は@カーブベルト Aスライドボード Bフォーム練習 C体幹トレーニング です。
 また、最後にはゲーム(大根抜きなど)を行い楽しく実施できたかと思います。これからもこういう行事は積極的に行っていきたいと思います。
      
       
       



川口さん・秋山さん 教育実習 頑張りました!!

        
 6月16日3週間の教育実習が終了しました。今年の実習生(4名)内2名は、本校スケート部OGで日本体育大学4年生の川口愛莉さんと秋山佳菜さんです。
 2人は期間中、HR指導・体育と保健の授業でたいへん頑張っていました。私も研究授業を見学しましたがテキパキと指導をし、生徒ともコミュニケーションが取れていて非常に良い感じでした。また、放課後も本校部員と一緒にメニューをこなし(結構辛そうでしたが・・・)部員の指導もしてくれました。
 2人からは「今年のスケート部はみんなで追い込むトレーニングができている。シーズンに期待が持てる。」と激励の言葉がありました。
 スケート部には、実際に教壇に立っている先輩や採用試験を受け続けている先輩もいます。2人には試験を頑張って是非、立派な教師になって欲しいと思います。
 7月15日には、十勝オーバルがオープンします。今年もNTCの時間帯を中心に氷上練習を多く取り入れていきます。8月には2名(浅野・小野寺)がアメリカ・ソルトレイク氷上合宿に参加、9月にはカナダ・カルガリーでのフォールクラシックに2名(小原・橋本)が出場する予定です。

これから部員は期末テストに入ります。トレーニングと学業の両立は高校生にとって大切なテーマです。どの先輩もこれを乗り越えてきました。頑張って欲しいと思います。



全日本ジュニア 測定(研修)合宿に参加しました!!

 今年も東京で行われた上記合宿に本校から生徒2名(浅野・小野寺)が参加しました。その内容について報告します。
 この合宿が行われた国立スポーツ科学センター(JISS)・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)は東京・赤羽にあり日本・世界の最先端のスポーツ研究施設です。ここには下の写真にあるアスリート・ヴィレッジという宿泊施設があり、各スポーツのトップアスリートが合宿・研修をしています。食堂に行くと周りは有名選手ばかりで、私たちが行ったときもオリンピックでメダルを取ったテレビでしか見られない選手も食事をしていました。また、エリートアカデミーといって全国から選ばれた中学生や高校生がここで生活し、トレーニングに励んでいます。この生徒たちは、昼間は近くの学校に行き放課後はここでトレーニングするというものです。卓球やフェンシング、射撃などの子供たちが頑張っていました。
        
 次に今回の研修の一部をお知らせします。

@ 総論
 湯田新強化部長から日本スケート連盟の強化方針の説明がありました。選手たちは「結果を残すことの重要性」と「アスリートとして、人間として成長することの大切さ」を学んだようです。
        

A フィットネス測定
 ここでは最先端の機器を使って測定を行いました。内容は、形態測定、筋力測定、最大酸素摂取量測定、最大無酸素性パワー測定などです。残念ながらここには写真を載せることはできませんが、選手は昨年と比較してどのように変化しているかを理解したようです。これの結果を基に今後のトレーニングに反映していきたいと思います。

B 他競技に学ぶ
 今回は陸上の先生(日本陸連強化委員 長沼氏)から指導を受けました。ここで先生は、「軸の重要性」を強調されていました。実は私も常に「スケートは軸つくりから」ということを選手にうるさく指導していますので、非常に興味深く受講することができました。さすがに軸の作り方などわかりやすく指導され、たいへん参考になりました。
   

C 栄養学習
 トレーニングと同様に栄養(いわゆる食事)は重要な分野です。ここでは相模女子大学の柳沢先生から栄養の基本・具体的な食事の方法・注意点、海外での食事について教わりました。また、実際にバイキング形式の食事に同席していただき、ひとり一人指導を受けることもできました。選手は、自分の食事の傾向を知ることができ、「家に帰っても気をつけたい」と話していました。
   

D メディカルチェック
 ここではメディカル担当ドクターの村上先生(相澤病院)からひとり一人チェックを受けました。本校選手も先生から「昨年よりは状態が良くなっている」と評価を受け喜んでいました。また、理学療法の先生(青木先生・庄司先生・入江先生)から体幹トレーニング・ストレッチ指導や実際にケアを受けることができました。1年ケガなくシーズンを過ごせることは非常に大切なことです。
    

E フィードバック
 今回受けた測定について、JISSの研究員(横澤さん・前川さん)から説明がありました。各自この内容をよく精査してこれからのトレーニングに生かしていきます。

F 英会話
 スポーツ選手にとって「海外遠征である程度英語を話す」ことは重要なことです。世界ジュニアでもインタビューがあって困ったという例もあります。今回は、外国人講師から日常会話の基本やインタビューの例などを教わりました。楽しい雰囲気で有意義な時間を過ごせたと思います。
    

 以上、今回の合宿の一部を紹介しました。
 次のジュニア合宿は8月に飛騨高山で高所トレーニングを行い、そのままアメリカ・ソルトレイクで氷上練習というスケジュールです。本校でもそれまでにもっと力をつけられるように頑張りたいと思います。



南商スケート部のトレーニング紹介

 先日、「南商では普段どのようなトレーニング(練習)を行っていますか?」という質問が中学校関係者からありました。そこで今回は日常トレーニングの紹介をさせていただきます。もちろん、いつでも見学・体験を受け付けています。ぜひ、お越しください。

 本校スケート部は、基本的に全体練習1日3時間制《平日(放課後)4時〜7時・土曜祝日9時〜12時》日曜日は完全休養という形でトレーニングを行っています。ほとんどのトレーニングは時間で区切られており、「できるだけ効率の良い、集中力を高めたトレーニング」を心がけています。早朝やトレーニング後の時間は、個人に任せられています。(中には片道1時間を自転車で通学している者もいます。)

 年間では、4月〜7月(十勝オーバルオープンまで)は陸上トレーニング、オーバルリンクがオープンしてから10月までは氷上トレーニングと陸上トレーニングが半々くらい、11月以降は氷上トレーニングが中心(陸上トレーニングは20〜30%)となります。

*陸上トレーニングの紹介
 実際に行っているいくつかのトレーニングをあげたいと思います。本校では特に高強度トレーニング(量よりも質を上げる)を重視しています。また、「氷上でのフォームや筋の使い方と連動」して行えるように気をつけており、専門家のアドバイスもいただきながら行っています。トレーニングの際には必ず、部員たちが選んだ音楽(リズミカルでテンションの高まるもの)をかけて行っています。これはトレーニング効率が良くなるものだと思います。

@ ラダー
 毎日、ウォーミングアップとしてラダーを行います。大きな動き(スロー)と速い動き(クイック)の2パターンで行います。「ここからトレーニング」という気持ちの切り替えを行う意味もあります。ラダーのあと、各自ストレッチを行います。
  

A 体幹トレーニング
 腹筋・背筋・股関節周りのトレーニングです。毎日、トレーニングメニューの最後に行います。A〜Dの4種類のパターンを繰り返します。1回30分くらい行います。
  

B ウェイトトレーニング
 フリーウェイト用のトレーニング室があります。短距離系を中心に2日に1回の頻度で行います。行う種類はスクワットやハイクリーン、ランジなどです。軽い負荷で形を作り、徐々に負荷を増やしていきます。オランダでよくやっている、ウェイトのあとすぐにジャンプをすることも取り入れています。スケーティングと連動した動きを心がけています。
  

C スライドボード  
 幅の違う4台のスライドボードがあります。短距離は40秒・1分20秒など、中長距離は2分・4分・7分など時間で行うことが多いです。スケーティング技術向上のためにはよいトレーニングだと思います。鏡で自分のフォームをチェックしています。
  

D ステアマスター(ステアクライム)
 重要トレーニングのひとつです。スケーティング(特に押しのタイミング)・筋肉の使い方などの習得のためにかなり有効なトレーニングです。短長別に時間(1分20秒〜15分)で行います。最新鋭の機器が4台あります。
  

E パワーマックス(自転車)
 南商のメイントレーニングです。目的別に重量(負荷値)・回転数・時間・パターンを変えて行います。追い込みのトレーニングには最適だと思います。2週間ごとに無酸素・90秒測定を行い、トレーニングの成果を確認しています。本校には6台のパワーマックス(VU3台・VV3台)があります。
  

F ジャンプトレーニング
 これには、パワージャンプ・イミテーションジャンプ・スケートジャンプ・カーブジャンプ・階段ジャンプ・ウェイトジャンプなど目的別に多くのパターンがあります。ジャンプ系のトレーニングは、筋力(瞬発系・持久系)と技術力向上どちらにも有効ですので多くの頻度で取り入れています。本校グランドには、100mの陸上トラックがありますので外での練習はここを利用することが多いです。
  

G 登坂ダッシュ
 学校近くの帯広の森へ向かう坂道(歩道)を利用して行います。毎回ひとり一人タイムを計り、自己記録を伸ばせるように頑張っています。氷上練習のあとに行うこともあります。
  

H ラウガング
 スケートの姿勢で前に大きく歩きます。スケートリンクのように回周をします。なかなかきついトレーニングですので選手は「最も辛いトレーニング」のひとつにあげています。
  

I カーブ動作ベルト
 カーブのトレーニングです。上下・左右・スロー・スピード・屈伸などいくつかのパターンがあります。メイントレーニングのあとに行います。
  

J サーキットトレーニング
 10種類を1セットとして5〜6セット休まず続けて行います。全身持久力のトレーニングとして行っています。トレーニング室には、各種マシーンが整備されています。
  

K 長距離ランニング
 持久系トレーニングとして、校舎の外周(1周1kmくらい)を10周走ります。タイムを計り、記録向上を目指します。ファルトレック(野外走)を行うこともあります。

L 短距離ダッシュ
 グランドにある陸上トラックを使って行います。目的別に30m・50m・100mなどを行います。 インターバルトレーニングを行うこともあります。

M フォームアップ(スケーティングトレーニング)
 自分のフォームが見えるガラスの前で行います。

N 有酸素系トレーニング
 エアロビクスなどの有酸素系トレーニングも取り入れています。辛いトレーニングの中にも「楽しさ」を入れられればと思います。
  

O トレーニング学習
 トレーニング理論やセルフケア・栄養(食事)・コンディショニング・スポーツ心理(メンタル)などを学習します。外部講師にお願いすることもあります。

 以上、本校スケート部が行っているトレーニングの一部をご紹介いたしました。もちろん、これからも良いトレーニングは随時取り入れていきます。



メディカルチェックを受けました!!

       

       

 4月21日(月)、帯広協会病院においてメディカルチェックを受けました。これは毎年、理学療法の先生から部員全員がチェックを受けるものです。先生方にはお忙しい中、熱心にご指導・ご協力いただき心より感謝申し上げます。今年からは、本校の先輩も新人理学療法士として頑張っていましたので心強く感じました。

 内容は、関節の柔軟性・筋力・ジャンプ力・体のバランスなどです。部員は昨年度と比較し、どのようになっているか興味を持って取り組んでいました。また、問診では体の調子やケアについてのお話があり、部員からも「去年より数値が上がっていてうれしかった。」「自分の弱い面がわかった。」などの声がありました。5月9日には、全員が札幌医大・整形外科の医師の診察を受けます。

 シーズンを通して体調が万全で、ケガなくトレーニングできることは簡単なことではありません。というより、1年間何もないという人はほとんどいません。そこで最も大切なのが「セルフケア」です。「自分の体は自分で管理する」ということです。 本校スケート部では、こういうチェックや栄養の講習会などを専門家にお願いし、学習をしています。

 しかし、実際に体調が悪くなったり、痛みがある場合はすぐに専門家に見てもらうことも必要です。昨年こんなことがありました。ある男子部員が氷上練習のときにスケート靴が足(くるぶし)にあたってすごく腫れてしまいました。最初は、スケート靴が合っていないせいだと思い、何度も調整をしてもらいましたがなかなか痛みは取れません。そこである理学療法の先生に診てもらったところ、靴のせいではなく骨盤のゆがみからくるバランスの悪さから来ているものだということがわかりました。その先生による数回の治療で足は完全に直ってしまいました。これには、本人も親も驚いていました。

 このようなことは結構あります。やはりプロに任せられる部分はプロに任せた方が良いと思います。しかし、なんでも任せっきりではいけません。「なぜ、そのようになったのか?」を理解し、その「予防法」を自ら実践できるような能力を身につけて欲しいと思います。これはトレーニングも同じことで、今やっているトレーニングは「どういう目的で」「どこに注意してやるか」を理解して行えるようにしなければなりません。すべてコーチに任せっきりの選手は強くなれません。

 今年もこれを重視していきます。繰り返しになりますが、お世話になった方々には感謝の気持ちを「結果」という形で応えられるように頑張ります。



新生 南商スケート部 始動しました!!

       

 新生(しんせい)という言葉を調べてみると、「新しく生まれること。あるいは装いを刷新すること。」ということだそうです。最近はやりのCMでも堺雅人が「今までと同じ事をしていたら、同じ結果しか生まれない!」と言っています。まさしくその通りだと思います。

 では、「何をどう変えるのか?」そこが重要です。そこには「根拠」が必要です。そして最終的には「結果」で示さなければなりません。内容をここに詳しく載せることは避けますが、とにかく今年は頑張ります。今までやってきて良かったことは継続しつつ、変えるところをしっかりと変えていきます。

 今年も4名の期待が持てる選手が入部してくれました。部員全員で12名(内、2名はマネージャ−)ですが、少数精鋭で頑張ります。部員は多ければそれで良い面はありますが、ある程度の人数の方が「ひとり一人に目が届く」という利点があります。そういう意味では丁度いいとも言えるかもしれません。まずは、部員全員が「自己記録・大幅更新」できることを第1目標にトレーニングを進めていきます。もちろん「人間的な成長」も大切なことです。

 いつも応援していただいている方々、本当にありがとうございます。今年もそれを結果という形で応えられるように頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。



2013/2014 シーズン終了しました! 総括!!

       

 3月18日、インターハイ女子総合2連覇の報告のため市役所に伺いました。
 昨年4月よりスタートしたシーズン。ノルウェー・ビュグンから酒井、カナダ・カルガリーから小野寺が戻り、すべて終了いたしました。
 3月1日卒業した7名の部員は、それぞれの道でこれまでの経験を生かし活躍して欲しいと心から願っています。

 4月からは陸上トレーニング中心。そして7月の十勝オーバルオープンからは、氷上トレーニングが始まり10月の全日本距離別からは毎週のようにレースが続くといった状況であっという間の1年間でした。選手は、大変だったと思います。本当によく頑張りました。心より「ごくろうさま」と言いたいと思います。

 レースについて言えば今は数が増えて、私の高校時代と比べると公式戦・トライアル含めて5倍以上あります。レースとレースの間にもトレーニングもしなければなりません。これは体力的にも精神的にもタフでなければ出来ないことです。そのレースごとに勝負・結果(タイム)がついてきますが、いつでも絶好調というわけにはいきません。特に勝負を賭けている大事なレース結果が悪かったときはショックが大きくなります。指導者(私)も調整法など責任を感じます。しかし、こういう時がチャンスだと思います。それは自分を「思い切って変えるきっかけ」になるからです。今年もそんなことがいくつかありました。ある部員は、全くだめな(実力を発揮できなかった)レースのあと、自分の弱点を補うトレーニングに精を出し一ヶ月後のレースでは最高の結果をおさめました。
 今シーズン思ったような結果が出なかった選手は逆にチャンスです。今はやりの「倍返し」、いや「百万倍返し」の気持ちでトレーニングに励めばきっと結果が出てくと思います。期待できます。逆に、ある程度結果が出た人は要注意です。変な安心感は禁物です。今年以上に緊張感を持って取り組んでほしいと思います。

 さて、今シーズン最大のニュースはインターハイ女子総合2連覇でしょう。特に今年は木美帆さんが抜けたあと3年生を中心によく頑張りました。終わってみれば、女子5種目中(リレーを含む)3種目で1位をとるなど圧勝でした。(大会前は結構心配もありましたが・・・)
 男子も個人3名・リレーが入賞するなどよく頑張りました。来年は女子の3連覇が懸かりますが、厳しい状況です。しかし、何が起こるかわかりません。可能性はあります。みんなの努力で勝ち取って欲しいものです。また、男子も大いに期待できます。日々のトレーニングに力を入れて頑張ります。

 次に部員の今シーズンの反省文からいくつか載せたいと思います。(良かった面を中心に)キーワードには色をつけてみました。

《陸トレについて》
*本格的な陸トレを初めてやって、毎日辛い練習だった。ずっと筋肉痛が続いて大変だったが体力や筋肉やたくさん付き氷上に生かすことができた。(1年)
*とにかく練習について行くのに必死で、自分のことだけで精一杯だった。確実に力はついたと思う。(1年)
*ロングランでしっかりと追い込むことができた。ウェイトで重量を上げてできるようになった。(1年)
コーナーベルトを多めに練習したのが良かった。(2年)

《氷上練習について》
*先輩の後ろについて滑っていたことで足の運びやリズムなどがうまくなった。(1年)
男女別の練習があって良かった。(2年)
*陸トレでやったことが氷上で生きた。(1年)
*一人で何本も10,000Mをやった成果が出た。(1年)

《生活面》
全日本ジュニア合宿に選ばれて、学校を多く休んだので勉強が大変だったができる限り頑張った。(2年)
健康に気をつけたおかげで、シーズン中に一度も体調を崩さなかった栄養面も勉強し、アミノ酸の摂取法もわかった。(1年)
休養のとり方も重要だと感じた。(2年)
*疲れて家に帰るとすぐに寝てしまうことが多かったが、簿記検定が取れたので良かった。(1年)

《レースの反省 インターハイ・ジュニア・高校選抜など》
*インターハイでは自分の持っている力を出し切れた。それが結果に出なくて悔しかった。(2年)
*インターハイでは、守りに入ってしまい攻めのレースができなかったが、高校選抜では積極的なレースを心がけた。(1年)
*高校選抜では、選抜権をとろうと思い気合いが入ったレースができた。(1年)
*レースでのアップの仕方を工夫し、少しずつうまくなってきた感じがする。(1年)

《自分の課題》
*まだ、体幹が弱いのでもっと強化したい。(1年)
*もっともっと滑らせるスケーティングをしたい。(2年)
*レースでびびってしまい攻めることができなかったのでメンタルを鍛えたい。(1年)
*調子の波が激しいのでもっと調整力をつけなければならない。(1年)

 4月からのトレーニングは今年の反省を生かし、かなり変えていく予定です。今までやってきた「良い面」は継続し、足りないことは大幅に強化するつもりです。お世話になった方々、今シーズン本当にありがとうございました。また次のシーズンでも引き続き応援いただけますよう心よりお願いいたします。

    


全国高校選抜 南商生 大活躍!!

            

 2月22日〜23日、帯広・明治十勝オーバルで行われたこの大会は、1・2年生の全国大会(いわゆる新人大会)です。
 結果、出場6名中5名が6位以内入賞(内、1位3種目、2位3種目を含む)、公開競技の100m(女子)・マススタート(男子)も1位をとるなど大活躍でした。(詳しくは日本スケート連盟のHPをご覧ください。)海外遠征の者を除き、シーズンの最後の大会で結果を残せることは大変良いことです。
 これからは、学年末テスト(3月7日まで)そして3月中は充電期間です。今年の反省と来シーズンに向けての準備を進めていきます。

 海外遠征は、酒井寧子(世界ジュニア・ノルウェー 3月7日〜9日)小野寺優奈(カルガリーファイナル・カナダ 3月13日〜16日)が出場します。

 私も、すべてが終了したら今シーズンの総括をし、来シーズンの課題を見つけていきたいと考えています。ソチオリンピックも終わり、「日本チームの敗因は?」などという記事を多く見ますが、私は個人的には「反省すべきは反省」し、「海外に学ぶところはもっと学ぶ」そして「ネガティブ(後ろ向き)にならないこと」だと思います。前向きにならなければことは進みません。日本の若手も頑張っています。きっと、つぎのオリンピック(韓国・ピョンチャン)では活躍してくれます。南商の卒業生が一人でも多く出場してくれることを願っています。



ノルウェーでも頑張れ! 酒井寧子(サカイネネ)!!

 2月7日〜9日に長野・茅野市で行われた全日本ジュニア選手権の結果、本校3年酒井寧子さんが見事、世界ジュニア選手権大会・日本代表に選ばれました。
 この大会は、2年連続(帯広大会・イタリア大会)で本校出身の木美帆さん(日体大1年)が優勝している大会です。
 今年はノルウェー・ビュグンで行われるこの大会でぜひ活躍を期待します。


インターハイ やりました! 女子総合2連覇!!

 1月21日〜24日、青森県八戸市で行われた全国高校(インターハイ)で南商生が大活躍をしました。
 女子は、団体2連覇。個人でも太田凪砂(3年)が1,000m・酒井寧子(3年)が3,000mで優勝。2,000mリレーも優勝。その他、女子は2年浅野が500m5位・1,000m6位、1年小野寺が1,500m2位・3,000m7位と出場選手が全員入賞という素晴らしい活躍でした。また、リレーでは3年匂坂がインターハイ初出場ながら健闘し、団体優勝に貢献をしました。
 男子も500m・1,000mで角井(3年)が3位、5,000mで岡田(3年)が6位、10,000mで磯(1年)が8位、2,000mリレー7位と入賞者が多く出ました。  毎年、この大会を最大目標に頑張っていますが、今年は本当に「みんなが力を合わせてよく頑張った」と思います。
 来年は、山形でこの大会が行われます。1・2年生は、先輩が残してくれた歴史を繋いでいってほしいと思います。
 応援をしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。南商スケート部は、これからも今に甘んずることなくますます進化していきます。今後ともよろしくお願いいたします。

        



おめでとう!!
ソチオリンピック日本代表 木菜那さん


 年末のオリンピック選考会において、本校卒業生の木菜那さんが見事、日本代表に選ばれました。これはスケート部の卒業生では初の快挙です。
 ソチでは1500mとパシュートに出場の予定ですが、ぜひ大きな活躍をしてほしいと思います。現部員も先輩の活躍を励みにして、インターハイで頑張ってくれるものと思います。



全道高校 女子団体2連覇を達成しました!!

 12月20日〜23日に釧路で全道高校が開かれました。結果、女子はそれぞれが自分の役割をきちんと果たし2連覇。男子はリレー勝負という所まで頑張りましたが残念ながら団体4位という成績に終わりました。しかし、1年生男子(磯・橋本)の頑張りは素晴らしいものでした。女子部員や他校の先生からも「感動した」「すごい粘り」「根性がみえた」などと絶賛の言葉がかけられました。こういう姿は、他の部員の刺激になります。
 
 次は、いよいよ最大目標のインターハイ(来年1月20日〜八戸)です。特に今回不調だった者は、「百倍返し」の気持ちで向かっていってほしいと思います。年末と年始のトレーニングは『追い込み』ます。

 男女ともに結果を残せるように頑張ります。応援方、よろしくお願いいたします。



第4回タイムトライアル結果上々!!

 12月7日(土)十勝オーバルで今年4回目のタイムトライアルが行われました。(詳しい結果は、帯広スケート連盟のHPをご覧ください)
 今回は、「各自、課題を持って取り組もう!」「失敗はOKなので、新しいことにチャレンジしよう!」という目標を持って臨みました。
 結果、自己ベストタイム(オーバルベストを含む)を出した選手も4名おり、上々でした。レースが続いて疲れがある者もいましたが、こういう時でもフォームを崩さずしっかりと自分の滑りをすることが大切だと思います。

 次の大会は、12月20日〜23日の全道高校(釧路)です。昨年は、帯広でのこの大会で女子団体優勝(初)を成し遂げることができました。今年は、連覇が懸かっています。全国での団体優勝もそうですが、昨年までは木に頼っていたところがあります。今年は、「木さんが抜けても優勝!」を達成してほしいと思います。また、今年は男子も団体優勝のチャンスがあります。男子の頑張りで男女アベック優勝を期待します。

 今の期間は、もう一度陸トレなどで体をいじめて次へのステップアップを図る時期です。選手には、一層の頑張りを期待します。

*南商スケート部 今後のレース予定
12月20日〜23日  全道高校(釧路)
1月11日〜12日  ジュニアW杯苫小牧大会(4名出場)
1月20日〜24日  全国高校(八戸)
2月7日〜9日   全日本ジュニア(長野・茅野)
2月21日〜23日  全国高校選抜(1・2年生のみ 帯広)

皆さんの絶大なるご声援よろしくお願いいたします。



ジュニアW杯日本代表に本校から4名選出されました!!

 12月1日(日)ジャパンカップ第3戦(盛岡)終了後に上記の日本代表が発表になりました。(詳しくは日本スケート連盟のHPをご覧ください)
 本校からは、男子 岡田樹(3,000m) 女子 酒井寧子(1,500m・3,000m)、太田凪砂(500m・1,000m)、小野寺優奈(1,500m・3,000m)の4名がこの舞台に立てることになりました。
 カテゴリーがジュニアとは言え、日の丸を胸につけて外国人選手と戦えることは本当に誇らしいことです。この4名には日本代表として、自覚ある行動と立派な成績を残せるように期待します。私もコーチとして参加できることになりましたが、きちんと役割を果たせるように頑張ります。
 レースは、来年1月11日〜12日苫小牧で開かれます。ご声援、よろしくお願いいたします。



全日本距離別に参加しました!!

 10月26日〜28日に長野・エムウェーブで行われた全日本距離別選手権に本校から5名の部員が出場しました。今年の大会は、@W杯(4カ国転戦)日本代表 Aユニバーシアード(イタリア)日本代表 BジュニアW杯(苫小牧)日本代表の3つの選考が懸かっており、たいへんシビアな大会となりました。
 結果は、日本スケート連盟のHPに出ていますが、本校の在校生・卒業生合わせて4名が日本代表に選ばれました。

 @ W杯日本代表 木菜那(日本電産サンキョー)、木美帆(日本体育大学) 
 Aユニバーシアード日本代表 関口莉菜(高崎健康福祉大学3年)
 BジュニアW杯日本代表 酒井寧子(本校3年)
 

 この4名は、日本代表として精一杯の活躍を期待します。なんと言っても、今年はオリンピックイヤーです。12月末の代表選考会でも良い結果が出せるように頑張ってほしいと思います。
 ジュニアW杯日本代表は、これからジャパンカップの成績次第で残りの選手が選考されます。本校部員の中にも可能性がある者もいますので、そこで結果を出して一人でも多く日の丸をつけてほしいと願っています。
 今日は、いかに疲労を溜めないか(リカバリー)について栄養の専門家から指導を受けます。シーズンはまだまだ長いので、こういうことも勉強しながらトレーニングに励んで行きたいと思います。これからも頑張りますので応援よろしくお願いいたします。



最近の指導より

 10月に入り、スケートシーズンも本格的になってきました。本校の部員もそれぞれに目標を持ち、頑張っています。「まずは、10月末の全日本距離別で好成績をあげ、来年1月に苫小牧で行われるジュニアワールドカップ日本代表を!」という部員が多いようです。どんなカテゴリーであれ、やはり胸に日の丸をつけるということは誇らしいことです。私もスケート人生で一度だけ日の丸をつけて海外遠征(ロシア=当時はソビエト連邦でした。)に参加したことがありますが、これは忘れられない経験です。指導者となってからも選手のおかげでW杯などの舞台を経験させてもらいました。有り難いことです。今年も本校には可能性をもった部員が多くいます。一人でも多く国の代表に選ばれるように、私も頑張ります。
 最近、私の指導の中で強調していることがあります。それは、

  「固定概念にとらわれない!」

 生徒は私よりずっと若く、考え方も柔軟性があると思いがちですが、それが全然違います。私が「こういうことをやってみよう!」と言うと「今までやったことがない」「無理です」と言います。
 私が学生時代はトレーニング中に水を飲むと「疲れるから飲むな!」と厳しく指導されました。全く水を飲まずにトレーニングをしていてよく誰も熱中症にならなかったものだとつくづく思います。(当時は熱射病と言っていました。)それが最近はただの水ではなく「体液に近い飲み物を摂らなければトレーニングの効率が落ちる」と言われています。要するに、
「今、正しいと思われていることが、実は正しいとは限らない。」かもしれないと言うことです。

 以前、こんなことがありました。

 A ジャパンカップのレースで、本校部員が出場する組を勘違いし、強めの陸上アップ(ランニング)をしていました。気づいた私が「おい、お前のレース、2組後だぞ。」と声をかけ、何とかぎりぎりレースには間に合いました。スタート時点でもまだ、息がハァ-ハァ-していましたが滑ってみるとなんと自己ベストタイムを出したのです。本人も「普段よりあまり足にこなかった」と言っていました。まさに「ケガの功名」です。
 B 今年の世界ジュニア(イタリア)で日本チームが朝の氷上アップをしていたとき、強豪のオランダチームが見当たりません。オランダに詳しい白幡コーチに聞くと「オランダでは朝アップをしない選手が多い」そうです。つまり、レース直前の10分くらいしか氷上アップをしません。コーチも長距離選手(総合)の500mではラップ板を出しません。コーチングゾーンで腕組みをして見ていました。それでもきちんと結果を出すのがオランダチームです。

 日本人は、「まじめ」だと言われていますが、一方では「画一的・紋切り型」とも言われます。要するに「他の人と同じことをしていた方が安心する」と言うことです。日本人はスケートの大会でもほとんどの選手が同じように陸上アップや朝の氷上アップをします。本校の部員に「これを試してみたら」といっても「変えることは不安」なようです。これはアップの方法に限らず日常のトレーニングにも言えることです。水泳の平井伯昌コーチの講演でも、
「常識や固定概念との戦いへの『勇気』」という話があり、こうして北島康介選手はメダルを取ったのかと感心しました。私も一部ですが指導の参考にさせてもらっています。しかし、ただ「変えろ」といってもある程度の根拠がなければ選手は納得ができないと思います。この根拠を示すことができるように努力したいと思います。



第1回タイムトライアルに出場しました!!

  9月14日(土)、今シーズン初のレースに参加しました。今回のレースの目的は、「今、取り組んでいるフォームがどこまで表現できるか」。また、「積極的なレース(突っ込んで入ること)をしてフォームがどこまで我慢できるか。」ということでした。
 部員のレース記録表(反省)では、
  *落ち着いて、フォームを意識して滑れた。
  *前半から積極的なレースを心がけ、自己ベストを出すことができた。
  *コーナーでうまくバンクがかかり、加速ができた。
 などと良い面もありましたが、
  *バテるのが早く、フォームがばらばらになった。
  *姿勢が高く、スピードに乗れなかった。
  *スタートでうまく加速できなかった。
 というような課題もありました。
 タイム的には、自己ベストを出した部員も数名おり、まずまずといったところです。(結果は、帯広スケート連盟のHPに出ています。)
 今は、タイムも大切ですがそれよりも「今シーズンを乗り切るフォーム作り・体力作り」を中心にトレーニングを行っています。9月30日〜10月15日に行われる全日本ジュニア秋季合宿(東京・長野)には4名の部員が参加します。厳しいトレーニングとなると思いますが、意識を高く持って、乗り切ってほしいと思います。次の10月19日の第2回タイムトライアルでは、今回のレースでうまくいかなかったことを克服できるように頑張ってほしいと思います。



スケート部交流会を行いました!

 8月25日(日)、西帯広公園にて恒例の交流会(焼き肉)を実施しました。当日は、雨が心配されましたが、何とか雨に当たらずに終えることが出来ました。交流会では焼き肉の他に各家庭から持ち寄っていただいた海の幸や野菜などが並び、おいしくいただくことが出来ました。この日は、アメリカ遠征に行っていた4人も合流し、久しぶりに部員が全員揃った日となりました。この栄養を「記録向上」に生かしてくれればと思います。
           
          
          


第6回 小学生陸トレ指導行いました!!

 8月24日(土)、多くの小学生の参加のもと陸トレ指導を実施しました。
 今回で6回目ということですが、現在の本校部員の中には小学生の時に、これに参加してくれた者もいます。小学生には、本校にかかわらず中学・高校とスケートを続けてくれればという思いです。
 当日は、スライドボード・コーナーベルト・イミティーションジャンプ・体幹トレーニングの4つのトレーニングを体験してもらいました。本校生徒も、小学生に指導する中でスケーティングについて考える良い機会になったと思います。最後には、恒例の「鬼ごっこ」を楽しく行い交流を深めました。これは、来年度も続けて行きたいと思います。
            
  




全日本ジュニア測定合宿に5名参加しました!

 5月30日〜6月3日までの5日間、東京・西が丘の国立科学スポーツセンター・ナショナルトレーニングセンターで行われた合宿にジュニアA指定生徒4名(太田・酒井・浅野・小野寺)、私の計5名が参加しました。これは毎年、この時期に行われているものですが今シーズンのスケート競技力向上のために測定(身体・体力・筋力など)、研修(技術・メンタル・栄養など)を行うものです。
 研修内容の一部をお知らせしたいと思います。
            
 今回宿泊したアスリートビレッジです。中は、ホテル並みの立派な施設です。食事は3食バイキング形式になっていて、栄養バランスが考えられたおいしい食事がでます。周りをみると、他のスポーツの全日本チームも合宿しており、普段テレビでしか見られないような選手がたくさんいます。私も少しきょろきょろしていまいました。選手もこういう立派なところで合宿をさせていただける喜びを感じながら生活をしているようでした。
  
  
 トレーニング講習です。ファルトレクやランニング・ストレッチなどを行いました。とても良い練習ですので学校に戻ったら、練習メニューに組み入れていきたいと思います。測定では、ボトックスでの体脂肪やパワーマックスでの90秒測定・有酸素機能測定・筋力測定など最新機器での測定が行われました。
             
 栄養の講習です。今年の夏季合宿(7月〜8月)は、山形(蔵王)から始まり、アメリカ(ソルトレイク)での高地トレーニングがメインとなります。高地では、普段より薄い酸素の中でのトレーニングになり、栄養摂取が重要なポイントになります。一流選手になるためにはこういう学習は欠かせません。また、ドーピングの学習会も開かれ、普段からどんなことに気をつけなければならないかを学びました。
             
 最終日は、「オリンピアン講習」でした。今年は ロンドンオリンピック・女子レスリング48kg級金 メダリストの小原日登美さんとのトークがありまし た。幼い頃や高校生活の話、世界選手権で8回も優 勝しながらもなかなかオリンピックに出られなく 苦労したこと、ロンドン決勝戦の話など普段聞く ことができない貴重なお話を聞くことができまし た。私は、何より小原さんの実直な人柄に感動を しました。「やっぱり、こういう人がメダルをとる んだなあ。」とも感じました。選手も、自分自身に あてはめて考えていたようです。

 今回は、コーチの研修会もあり、水泳チームの平井伯昌コーチの講演を聴くチャンスに恵まれました。やはり、「金メダリストを育てる」「固定概念にとらわれない」「結果にこだわる」指導は違うと感じました。平井コーチの指導内容は、私の指導にもすぐに生かせる部分がたくさんあったので、すぐに学校に帰ったら実践してみたいと思います。

 今回は、本校部員15名中4名がこの合宿に参加できました。この内容は、残りの9名に必ず伝え、今シーズンの結果につなげていきます。また、1・2年生の部員は来年のこの合宿に参加できるように結果を出してほしいと思います。


南商スケート部、頑張っています!

 昨年度は、念願の全国総合優勝(女子)を成し遂げることができました。今年は、男子6名、女子9名(うちマネージャー2名)の15名で頑張っています。男女ともに力のある選手ばかりですので、各種大会で活躍が期待できます。応援のほどよろしくお願いいたします。


清水宏保さん・土井槙吾さんの講習会に参加しました!
                

 5月11日(土)毎年、年4回行われるスケートキングダムの第1回目に部員15名全員が参加しました。この日は、清水さんの講演、土井さんからウェイトトレーニングの指導があり、後半は明治十勝オーバルでランニングを行いました。かなりきついランニングでしたが、他校の選手も頑張っていましたので、よい刺激になりました。 
 本校の部員もそれぞれ高い意識を持って取り組んでいたと思います。ここで学んだことを普段のトレーニングに取り入れていきたいと思います。2回目は9月に予定されています。


日本スケート連盟ジュニア強化に本校から6名!
                
 先日、日本スケート連盟より今シーズンの強化選手が発表になりました。本校からは強化Aに太田凪砂・酒井寧子・浅野実久・小野寺優奈の4名。強化Bに岡田樹・小原憂雅の2名。計6名は高校別で最多です。(日本スケート連盟のHPに一覧が載っています。)選ばれた選手は、指定選手としての自覚を持ち、一層の精進を期待します。特に強化Aに指定された選手は、春夏秋と強化合宿があります。ここでしっかりと学んでほしいと思います。 
 また、シニアの強化にも木美帆・木菜奈・仁科有加那の3名の卒業生も入りました。来年2月のソチ(ロシア)を目指して頑張ってほしいと思います。


マネージャー2名入部!! 活躍に期待。
                
 昨年度のマネージャー平のどかさんが卒業し、現部員が一生懸命に勧誘した結果、なんと2名のマネージャー鈴木心蕗・渡邉夕稀乃(ともに1年生)が入部してくれました。2名ともスケートは経験者ではありませんが、これから少しずつ仕事を覚えて頑張ってほしいと思います。(二人の入部で一番助かったのは監督です。)


4月17日 メディカルチェックを行いました。
                
 毎年、この時期に「自分の体を知る」ためにメディカルチェックをお願いしています。今年も4月17日、部員13名全員が帯広協会病院・理学療法の先生方に遅くの時間までお世話になりました。
 この日はまず、体の柔軟性のチェック。そして、体幹の筋力測定を行いました。このチェックの目的は、「自分の体を知る」ことで@どの部分をどう強化するか。Aどうすればケガ(傷害)を防げるか。Bセルフケアの重要性。などを理解することにあります。
 スケートは基本的に個人競技です。南商スケート部は「自分のことは自分でする」という考え方で活動しています。それはスケート器具などもそうです。いつまでも親や人に頼ってばかりでは成長しません。もちろんプロにアドバイスを受けることは大切です。プロに任せる部分はプロに任せた方が良いと思います。私はその橋渡しをする役目です。
 5月17日には、札幌医大・整形外科の先生のチェックを全員受けます。先生のアドバイスでひとり一人が高い意識を持って取り組み、この1年ケガなくトレーニングに励んでほしいと願っています。
 我がスケート部は昨年度、念願の「女子団体全国優勝」を果たすことができました。それは本人たちの頑張りはもちろんですが、こういったアドバイスをしていただける方々の後押しがあってのことです。本当に有り難いことです。
 今年も「結果を出す」ことで恩返しできればと思っています。がんばります。



2013/2014 シーズン始まりました!!
       
 また、新たなシーズンがスタートしました。今年も有力な新入部員4名を迎え、総勢13名となった南商スケート部。
 昨年度は、女子は念願の「全国優勝」を成し遂げることができました。ご声援ありがとうございました。 今年は、ディフェンディングチャンピオンとして迎えるシーズンとなりますので、「自信と誇り」を持ちつつ、常に謙虚な姿勢を忘れず前進していきたいと思います。
 男子も短・中・長と選手が揃ってきましたので総合で上位を狙っていきます。
 トレーニングについても、昨年の反省を生かして変化させていきます。特に、昨シーズンは仕上げが早すぎ、中盤以降に調子を落とした選手がいましたので、コンディショニングに気をつけていきたいと思います。

 2013 南商スケート部 目標
 1 結果を残す!
 (=言い訳なし。記録にこだわる。)
 2 人間性を磨く!
 (=人間的成長なくして記録向上なし。)
 3 意識高く練習する!
 (=必ず記録に反映させる。)


 最近のトレーニング風景です。
   

     


2012/2013 シーズン終了しました!
      
 本校スケート部のシーズンが終了しました。(正確には、3年生木がまだ海外でのレースをいくつか残していますが・・・木がすべてのレースを終えるのは3月24日の予定です。)
 毎年、シーズン初めにはこのホームページを出来るだけ更新したいと思っていますが、今年もオンシーズンにはほとんどすることができませんでした。誠に申し訳ありません。

 さて、今シーズンを総括してみたいと思います。まず、今シーズンの大きな出来事は、
全国高校(インターハイ)女子総合初優勝!でしょう。 
 特に、昨年まで3年連続準優勝に甘んじてきましたので、この優勝は格別です。この優勝は、女子部員だけでなく男子部員を含めた全員での努力のたまものだと思います。私も南商スケート部を永く指導をしてきて、この「全国優勝」は、ひとつの大きな目標でしたのでたいへんうれしく思います。また、この全国高校では男子も2000mリレーで準優勝を果たしました。1位と非常に僅差でしたので残念でしたがよく頑張ったと思います。
 我が部の部旗には
「夢を追いかけよ」という言葉が書かれています。これは、10数年前(!?)に私が一人で勝手に考え、当時書道の先生だった八重柏恵一先生(現帯広柏葉高校勤務)に書いて頂いたものです。この夢についてはこれまで黙ってきましたが、一つにはこの「全国優勝」というものがありました。しかし、私たちが行っている学校教育における部活動では、勝つことがすべてではありません。もちろん、競技である以上勝つことは重要です。しかし、それよりも大切なことは「人間的な成長」です。高校生活3年間の部活動においては、「スケートを通して、自分自身に対して厳しく向き合い、また周りとの切磋琢磨そして思いやり」など身につけていくことが重要です。そして、スケートだけでなく学業や学校行事・クラスメートとの交流などもおろそかにはできません。
 この「全国優勝」で夢の一つは達成することができました。これからも、勝つことと同時に「人間的な成長」を図れるようにこれからも頑張っていきたいと思います。これまで、南商スケート部を応援していただいた方々、本当にありがとうございました。また、今後とも温かい目で見守ってやってください。よろしくお願いいたします。 感謝


全日本距離別に参加しました!!
 10月27日〜28日に長野・エムウェーブで行われた全日本距離別選手権(ワールドカップ選考会)に本校から7名の部員が出場しました。
 結果は、部員全員が自己ベスト(国内自己ベストを含む)を出すことができました。これは、今シーズンが始まってから各自、一生懸命にトレーニングに励んできた結果だと思います。以下 ベストタイムを紹介します。

 3年生 木美帆(3,000m 4.10.80)
     関井翔太(1,500m 1.54.31)
 2年生 角井俊洋( 500m  37. 03 1,000m 1.14.91)
     岡田 樹(1,500m 1.54.15 3,000m 3.59. 56)
     太田凪砂(1,000m 1.21.56 1,500m 2.06.04)
     酒井寧子(1,500m 2.02.89 3,000m 4.16.30)
 1年生 浅野実久(1,000m 1.22.73)

 この結果、3年木がワールドカップ前半戦(オランダ・ロシア・長野)、酒井がジュニアワールドカップ(カナダ・ドイツ)の日本代表に選ばれました。
これは、本当にうれしいことです。選ばれた2名は日本代表としてしっかりと結果を出してきてほしいと思います。また、部全体としては、これからの一つ一つの大会に、真剣に向かい成果をあげていきたいと思います。ご期待ください。


第2回 タイムトライアル 上々です!!
 10月20日(土)十勝オーバルで第2回のタイムトライアルが行われました。
 合宿参加中1名、ケガ1名を除き9名が参加しました。結果、9名中オーバルでの自己ベストを5名が更新するなど上々の出来だったと思います。
 今回のトライアルレースでの課題は「どこまで積極的に行けるか」ということでしたが、ほとんどの選手が意欲的に取り組んでいました。こういう姿勢が大切です。レースに前向きに取り組む選手は、必ず伸びます。そして、期待が持てます。
 次は、10月27日〜28日 全日本距離別(長野)に7名が参加します。これは、シニアワールドカップやジュニアワールドカップの選考会でもあります。
 是非、ひとりでも多く世界の大会に出場してほしいと願っています。
 11月からは、ジャパンカップなど大会が続いてきます。きちんとコンディションを整えて、「自己ベストの更新」を目指して頑張っていきます。南商スケート部の応援、よろしくお願いいたします。



9月15日(土)第1回タイムトライアルに参加
 今シーズン初戦となるタイムトライアルが十勝オーバルで開かれました。大学受験とケガの2名を除き、9名の部員が参加をしました。
 このレースは、プロ野球でいうとオープン戦で、いままでオフに取り組んできた練習の成果をはかるためのものです。そういうこともあり、短長問わず1500mを中心に参加をしました。
 結果は、帯広スケート連盟のHPに掲載がされていますが、4名の部員が自己ベストを更新する幸先の良いものとなりました。この者については、今後も継続して良いスケーティングの向上に努力してほしいと思います。また、新たな課題が見つかった部員は、シーズンインに向けて課題克服のための研究・対策が必要と思います。
 全体的には、オフシーズンのトレーニングは順調にきており、今シーズン「部員全員が大幅な記録向上」という目標達成のために頑張りたいと思います。
 ご声援、よろしくお願いいたします。

2012全校ボランティア 小学生指導を行いました!!
 8月10日(金)、今年で4回目となる小学生への陸上トレーニング指導を実施しました。当日は、あいにくの雨の中にもかかわらず、十勝管内から40名近くの小学生が参加してくれました。
 小学生は、スライドボード・コーナーベルト・ファルトレック・ハードルジャンプの4種類のトレーニングに一生懸命取り組んでくれました。
 指導した本校部員も、「人に教えること」で技術を考えるよい機会になったと思います。今後も、こういう活動を続けていきたいと考えています。

   
   
   


新しいトレーニング機器 導入!!
 かねてから要望していたトレーニング機器が7月より導入されました。今月から十勝オーバルもオープンし、氷上練習も始まりますがこれにより陸上トレーニングも一層、充実していけるものと思います。導入機器を紹介します。



 パワーマックスVVが新たに3台入り、計6台になりました。本校ではこの練習がメイン練習の一つです。



 ステアマスター(クライマー)新型が4台入り、スケーティングをイメージしたトレーニングを行っています。



 レッグカール・マシーンも2台入れ替えがありました。  
 今年の部員は、大きなけが人もなく、集中して練習に取り組んでいると思います。「部員全員が大幅な記録向上」ができるように厳しいトレーニングに励んでいます。今年の南商スケート部に、期待してください。またご声援よろしくお願いいたします。

2012/2013のシーズンが始まりました。
 今年は、全国中学校大会で活躍した2名の有力選手が入部し、選手11名、マネージャー1名、計12名の精鋭でトレーニングに励んでいます。今年は特に、下の部目標にあるように結果にこだわりたいと考えています。部員全員が目標タイムをクリアし、「ことしの南商は違う!」といわれるように一生懸命練習します。 応援よろしくお願いします。

2012 南商スケート部 目標

1            結果を残す!

(=言い訳なし。記録にこだわる。)

2            人間性を磨く!

(=人として生き方にこだわる。)

3            練習する!

(=とにかくやる。)


        

    



全校ボランティア(小学生30名)指導実施しました
  夏休み中の811日(木)、管内の4年〜6年生30名にスケートの陸上トレーニング指導を実施しました。当日は、たいへん暑い日でしたが小学生は熱心に部員の指導に取り組んでくれました。
 内容は、ラダー・コ
ーナーベルト・スライドボード・体幹トレーニングでした。最後に、恒例の鬼ごっこを行い、楽しく終了することができました。
 また来年も実施を考えています。



2011 商スケート部 練習開始!

監督 東出俊一

 3月にシーズンが終了したと思ったら、もう早、2011/2012のシーズンが始まりました。前シーズンは、皆様のご協力・ご声援のおかげでそれぞれがよい成績をあげることができたと思います。あらためて感謝申し上げます。
 今年も有力な新人(男女併せて7名)を迎え、練習を開始いたしました。



今年の部のトレーニング目標は、

 1              限界を作らない!

(=とことん追い込む)

 2              常識にとらわれない!

(=結果が出れば非常識が常識になる)

 3              ポジティブに取り組む!

(=ネガティブ発言、厳禁)


 練習(トレーニング)内容は、昨年度までを反省・精査・進化させていきます。中身は、企業秘密!?の部分がありますが、一層、中身を濃く効率よく取り組んでいきたいと思います。特に3番目のポジティブな取り組みは強化していきたいと考えています。選手には一つひとつのレースに一喜一憂せず、着実に力をつけていくことを期待します。

 今年は、東日本大震災がありました。私たちスケート部員は東北・関東の皆さんと同じ思いを持ち、スケートを通して力になれるように頑張ります。
 長いシーズンになりますが、謙虚さを忘れずに一所()懸命がんばります。
 今後とも、応援よろしくお願いいたします。



今年の部員です。前列1年生(7名)、中列2年生(4名)、後列3年生(6名)+監督。
みんな明るく元気で、和気藹々とやっています。

以下、トレーニングの一部を紹介いたします。
全体練習前の風景です。個人でアップをするようにしています。

ラダーは毎日、行っています。スローとクイックの2種類があります。

パワーマックスは、トレーニングの中心です。いろいろなパターンがあります。

テクニックのトレーニングには、チューブやスライドボードなどを使います。

ウエィトトレーニングも行います。

各種マシーンを使って、自主練習をしています。