南商スケート部のページ(2019)

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2019/2020 シーズン終了しました!(総括)







 222日〜23日、明治十勝オーバルにて行われた12年の全国大会(高校選抜)が終わり、今シーズンの活動が終了しました。

 高校選抜では、インターハイの反省を生かし、部員それぞれが強い気持ちで「一所懸命」に頑張ったと思います。中には思い描いたレースができずに悔しい思いをした部員もいました。正直、私も悔しい思いをしました。ぜひ、この「悔しさ」を決して忘れず、次のシーズンの頑張りの原動力として頑張ってほしいと願っています。

 今シーズンを振り返ってみると、
@     1年生の大量入部
 23年生が2名と部存続の危機的状況であった中、8名(うち1名はマネージャー)の入部がありました。それぞれ個性豊かで可能性を持った選手たちです。今後の活躍が楽しみです。

A     23年生の発奮
 2名の上級生がよく頑張り、結果を残しました。3年生の富岡さんはすでにこのHPでも紹介した通りです。2年生の永井さんも500m1000mともに自己ベストを大幅に更新し、500mでは来シーズンの全日本距離別(ジュニア部門)出場資格を獲得しました。(まだ確定はしていませんが・・・)
 やはり、「1年生には、インターハイのレギュラーは絶対に渡さない!」という強い気持ちが表れたのだと思います。もちろん、二人は夏のトレーニングから本当によく取り組んでいました。

 今、私が一番感じているのは「トレーニングの継続性」です。つまり、今までのトレーニング(テクニック・フィジカル・メンタル)の蓄積が結果を生んだということです。誰しも頑張ってトレーニングをしてきたら、すぐに結果が出ることを期待します。しかし、すぐに結果が出る人もいますが、時間がかかる人もいます。私は、2年目・3年目に大きな飛躍をした選手をたくさん見てきました。重要なことは、すぐに結果が出なくても「しっかりとした目標を持ち、真摯な取り組みを継続すること」です。二人はこのことを結果として示してくれました。

 次年度はまた、新たな選手が入ってくる予定です。本校の部員は、誰もが可能性を充分に持った選手たちです。今年頑張ったトレーニングが必ず来シーズンに生きると信じています。4月からは新入部員を含めた新体制で更なる飛躍をしてくれることを大いに期待します。

 部旗にある
「夢を追いかけよ!」は私が一人で勝手に考えた言葉です。再び、インターハイで総合優勝し、喜ぶ選手たちを見ることが、今の私の夢です。

 今シーズン、南商スケート部を応援していただいた方々、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。引き続き、来シーズンもご声援よろしくお願いいたします。







地元帯広でのインターハイ 終了しました!







 18年ぶりに帯広で行われたインターハイ。前回は、屋外の帯広の森スケート場で行われましたが、今回は室内の明治十勝オーバルでの開催です。こういう素晴らしい条件でレースができることに感謝をしなければなりません。

 結果、個人種目では入賞者を出すことはできませんでしたが、チームパシュートで5位、2000mリレーで7位と入賞することができました。個人では、自己ベストを更新した選手が3名おり、よく頑張ったと思います。

 3年生の富岡さんはこれでスケート競技を終わり、4月からは帯広高等看護学院で看護師を目指します。全道大会の報告でも書きましたが、3年間真摯な姿勢でよく頑張りました。この頑張りは必ず将来に生きることと思います。今後の活躍に期待します。

 12年生は221日から始まる全国高校選抜大会(帯広)が大きな目標です。まだ、時間がありますのでしっかりとトレーニングに励み、全員が自己ベストを更新できるように頑張っていきます。

 南商スケート部を応援いただいた方々、いつもありがとうございます。今シーズン最後まで必死に頑張ります。引き続き、ご声援よろしくお願いいたします。







全道高校(釧路) 女子団体4位でした!

     
         帯南商スケート部                 3位入賞の富岡
 

 1220日(金)〜22日(日)の3日間、釧路にて高体連全道大会が開かれました。
結果、女子団体では最後の種目2000mリレーまで2位争いを繰り広げましたが惜しくも4位となりました。

 個人では、唯一の3年生でキャプテンの富岡百恵さんが1000mで3位に入賞することができました。富岡さんは、今まで大きな大会で一度も入賞したことはありませんでしたが、常に真摯な姿勢で練習に励み、ついに全道大会で表彰台に上ることができたのです。とても素晴らしいことです。

 富岡さんは1000mで言うと、中学校時代のベストタイムは1分33秒、高校1年生で1分29秒、2年生では1分26秒、そして3年生になった今シーズンは1分23秒と毎年確実に力をつけてきました。3年間で10秒タイムを伸ばすということはすごいことで
す。

 これは「人間、諦めずに頑張れば、こういう風になれるんだ!」という見本です。指導者としてはこういう選手の頑張りが励みになります。後輩たちには、先輩の姿をしっかりと目に焼き付けてほしいと思います。

 この大会では、パシュートもリレーも4位でした。個人でも1000mと1500mで1年生が4位に入りました。1年生が多いチームですので、先輩を見習い頑張ってほしいものです。

 年が明けた2020年1月には、全日本ジュニア(軽井沢)そして、地元帯広で全国高校(インターハイ)、2月には帯広で全国高校選抜(新人の全国大会)があります。各自、自己ベストタイムを出せるように指導していきたいと思います。

 引き続き、ご声援よろしくお願いいたします!







全校ボランティア
小学生対象 「第10回スケート陸トレ教室」(8/31)

 今年度、本校は開校60周年を迎えました。50周年の際に「本校生徒の力を地域のために還元できないだろうか」という趣旨ではじまった全部活動による全校ボランティアですが、スケート部では小学生を対象としてスケート教室を行っております。
 当日は管内から30名の参加がありました。小学生は男女毎に低学年と高学年の4つのグループにわかれ、「スライドボード」・「カーブベルト」・「ラダー」・「ダッシュ」などのトレーニングを行いました。それぞれのグループでは高校生がリーダーシップをとり、楽しく小学生を指導することができたのではないかと思います。過去に参加したことのある小学生もおり、前回よりも成長した姿が見られました。

〜参加してくれた小学生の皆さんへ〜
 高校生の部員一同、皆さんの今シーズンのタイムが伸びることを願っています。リンクなどで会った際には声をかけてください!

 

 

 









氷上練習始めました! テーマは「連動」!!

 

 

 現在、南商スケート部は7月28日の十勝オーバルオープンより精力的に氷上練習に励んでいます。また、フィジカル向上のためウェイトトレーニングにも一層、力を入れています。

 今シーズンは4月当初より、フィジカル強化中心のトレーニングを進めてきましたが、その成果を氷上で生かさなければなりません。私は、それを「連動」という言葉で部員に伝えています。しかし、陸上トレーニングで培ったフィジカルやテクニックを氷上で即、表現することは容易なことではありません。

 今まで活躍した先輩たちはこの陸上と氷上のトレーニングを真摯に繰り返し競技力の向上をしてきました。私は「陸上で出来ないことは、氷上では出来ない」といつも言っています。現部員も負けずに頑張ってほしいものです。

 今、重要視しているポイントは、
  @一本軸の作り方
  A軸の平行移動
  B押すタイミングの確認(パワーポジション)
  C目線の取り方
  D肩の線(ライン)への意識  です。

 9月7〜8日には、シーズン初レースとなる十勝オーバル競技会が行われます。まずは、一人でも多く自己ベストを更新できるように指導することが私の直近目標です。そして、今シーズンは「インターハイ(帯広大会)団体総合で上位入賞」することが大きな目標です。まだまだ力不足ですが部員一同、励ましあって頑張ります。私も今までの経験だけに捉われず、できるだけエビデンス(根拠)に基づく指導を心がけていきたいと思います。

 十勝オーバル競技会に向けて選手に与える課題は、
  @ 4月から取り組んでいるトレーニング・フォームがどこまで表現できるか?
  A 失敗を恐れず、いかに積極的なレースができるか?
  B 結果が良くても、悪くても「次に繋げる」こと=「人生、万事塞翁(さいおう)が馬」
                                                    です。

いつも応援いただいている皆様、ご期待ください。また、引き続きご声援よろしくお願いいたします。







父母会主催 夏季交流会(7/6)

 今年の保護者会主催「夏季交流会」は芽室町の新嵐山荘にて行われました。午前の陸トレ後には心配された天気も回復し、最高の焼き肉日和となりました。

 多くの食材が並び保護者と選手が交流を深める中、キャプテンの富岡をはじめとした部員全員が保護者の前で今シーズンの抱負を述べました。一人一人が春からのトレーニングの成果を氷上で発揮し、結果でお世話になった方々に恩返しをしたいという思いが強く感じられました。

 
いよいよ屋内リンクが
728日にオープンとなり、978日には「オーバル競技会」を皮切りに本格的なスケートシーズンがはじまります。

南商スケート部は今年も頑張ります



 

 



いよいよはじまる本格的スケートシーズン! 頑張ります!!







トレーニング 頑張っています!

  

  

 4月より始まった陸上トレーニングも本格的なトレーニングになってきました。選手は、筋肉痛と闘いながら必死に頑張っています。

 5月後半からは、3週間教育実習として来ていた白幡日本スケート連盟強化コーチの指導もいただき、たいへん有意義な時間を過ごすことができました。

 帯広協会病院でのメディカルチェックでは、担当医師・理学療法士から各自、指摘をいただきました。私も普段指導していて気づかなかったことも発見できました。今後も継続してリハビリに通う選手もいます。ケガの予防、弱点克服に力を入れていきます。帯広協会病院のスタッフの皆さまご協力ありがとうございます。「結果でお返しできるように」精一杯頑張ります。

 栄養摂取(食事)は、パフォーマンス向上のために欠かせないポイントです。古くから「言うは易(やす)く行うは難(かた)し」と言います。きちんと実践していくことが重要です。

 トレーニングについては、データ(数値)化できるものはその都度データを取り、トレーニングの目安としています。特にハートレート(心拍)管理には力を入れ、有効活用できるように進めています。ウェイトトレーニングでは、スクワットでも4月当初より20s以上挙げられるようになった選手もいます。このままケガなく行ければと思います。データについては、本校卒業生でオリンピックやワールドカップで活躍している先輩のデータ(数値)も残っていますので、後輩にはこれを目標に頑張ってほしと思います。

 7月28日からは十勝オーバルもオープンします。部員全員が自己記録を大幅更新できるようにトレーニングに励みます。


応援よろしくお願いいたします。







白幡圭史先生の指導を受けました (5/27〜6/14)

 このたび、日本スケート連盟の白幡圭史さんが教育実習生として来校し、南商スケート部の指導をしてくださいました。
 選手たちは、日頃日本のトップ選手を指導している白幡先生のアドバイスに熱心にメモをとりながら耳を傾け、意識して実践していく中でなんとか早く自分の中に取り入れようとする姿が見られました。
 スケーティング理論については、これまでの経験でなんとなくやっていたものも含め、あらためて根本から考えなおすことになり、非常に大きなヒントや方向性を得られたのではないかと思います。
 この3週間でご指導いただいたものを氷上で発揮し結果に結びつけられるよう、これからしっかり確認しながら身につけていきたいと思います。3週間ありがとうございました。


            

 

                







帯広協会病院において「メディカルチェック」実施

メディカルチェックの内容
 
 南商スケート部では例年4・5月のトレーニング開始時期に、「帯広協会病院 スポーツ医学センター」のご協力により、札医大医師(日本スケート連盟ドクター)によるメディカルチェックを行い、スポーツによるケガやその予備軍を早期に発見し対処しています。このメディカルチェックによりシーズンを通してケガがなく、強いトレーニングに耐えられる身体を作ることを目指しています。そして、自分の体の特徴を知ることにより、

 @ケガをしづらい身体を作ること。
 A強化するべき部分を知り、そこを鍛えることで競技力を上げること。
 B自分の身体は自分で管理する「セルフケア」を学ぶこと。
を日常から意識して練習することを心がけています。
 今回のメディカルチェックにおいて、選手たちはボディメンテナンス等について質問をしメモをとるなどし、高い意識でのぞんでいる様子が見られました。

 南商スケート部では、現在リンクオープンまでにしっかりと体作りをし、各自が設定した目標を達成できるよう頑張っています。みなさん応援よろしくお願いします。


メディカルチェック(1回目)の様子 (4月26日)
 リハビリスタッフによる身体機能評価(柔軟性・筋力・動作評価等)
         
片足ジャンプ→着地のバランス    筋力チェック         反復横跳び


メディカルチェック(2回目) の様子 (5月17日)
 スポーツドクターによる問診・診察、およびセルフストレッチ等の指導、質疑応答
         
自宅でできるエクササイズメニュー    細かい注意点など指導を受けます

 
       医師による総括







2019/2020 シーズンスタートしました!

 年号が『令和』と変わる新たなシーズンが始まりました。今年度は新入部員7名を迎えることができました。

  トレーニングについては、「一からの体づくり」(フィジカル重視)を目標に掲げ、データ中心のトレーニング
を進めていきたいと考えています。

 先日、部員全員に「自己目標・意気込み」を書いてもらいましたが、それぞれが意識を高く持って取り組む
覚悟ができているようです。とても楽しみです。

 「今年の南商は違う!」と皆さんから言ってもらえるように精一杯取り組みます。取り組み内容については、
このHPを通してお知らせします。

 
皆さん、ご声援のほどよろしくお願いいたします!。