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各種検定取得状況- Qualification Examination News -

全商検定 三種目以上1級合格者 6年連続全道1位!

 令和6年度の卒業生192名のうち、142名の3年生が全国商業高等学校協会主催の検定試験において、三種目以上の1級合格を果たし、そのうち3名の生徒が全九種目合格の偉業を成し遂げました。北海道全体では三種目以上が653名、本校の142名は6年連続で全道1位です。全九種目達成者は、道内で4名のうち本校が3名です。



全商検定九種目
1 ビジネス計算実務検定試験1級(珠算)
2 ビジネス計算実務検定試験1級(電卓)
3 簿記実務検定試験1級
4 ビジネス文書実務検定試験1級
5 英語検定試験1級
6 情報処理検定試験1級(プログラミング部門)
7 情報処理検定試験1級(ビジネス情報部門)
8 商業経済検定試験1級
9 財務諸表分析検定試験
  財務会計検定試験
  管理会計検定試験
  のうち1検定試験以上

全国商業高等学校協会主催検定 全九種目1級合格 3年 越智 

 私が9冠を取ろうと考えた理由は、商業高
校に入学したからには商業に関する知識をよ
り多く学びたいと考えたためです。そのため、
部活動もOAビジネス部に所属し日々仲間た
ちと切磋琢磨し検定取得に励みました。
 一番辛かったことは、周りから遅れを取っ
ていたことです。OAビジネス部では一年生
修了時には3冠という目標があります。大多
数の人は取得することができるのですが私は
「情報処理検定プログラミング部門」に落ち
てしまい2冠となり目標は達成できませんで
した。周りはできているのに自分だけできて
いないという現実に心が折れそうでしたが私
は決してあきらめませんでした。勉強量を増
やしたり、わからないことを積極的に先生に
聞くなどできる限りのことをしていった結果、2年生修了時には8冠を取得しました。気づけば誰よりも検定を取得していました。
 私が一番伝えたいことは、あきらめないことの大切さです。あきらめず頑張るということはとても大変なことですがその先には必ず得られるものがあると思います。また、私があきらめず最後までやり遂げることができたのは周りの方々に恵まれていたからだと思います。わからない問題を親身になって教えてくださった先生方、落ちた時には全力で励ましてくれた家族や友人などたくさんの方々に支えられてきました。後輩の皆さんにも支えてくれる人たちがいると思います。そういった方々に感謝の気持ちを忘れずにいてほしいです。
 最後に、検定を取得することを得られるものは知識だけではありません。努力をする習慣、忍耐力など様々なことを得ることができます。そのため、検定を一つでも多く取得することをお勧めします。大変なことですが、頑張ってほしいです。応援しています!! (生徒会機関誌『わだち』第58号より)


 これまでの3冠取得状況

  ★令和 5年度卒業生  155名
  ★令和 4年度卒業生  160名
  ★令和 3年度卒業生  170名
  ★令和 2年度卒業生  176名

  ★令和 元年度卒業生  128名
  ★平成30年度卒業生  133名
  ★平成29年度卒業生  151名
  ★平成28年度卒業生  176名

  ★平成27年度卒業生  147名
  ★平成26年度卒業生  163名
  

  

 全商検定以外の検定

  情報処理推進機構主催 基本情報技術者試験・ITパスポート試験
  日本商工会議所主催 簿記検定
  全国珠算教育連盟主催 珠算検定・暗算検定
  実務技能検定協会主催 秘書技能検定
  日本漢字能力検定協会主催 漢字能力検定
  日本書写技能検定協会主催 硬筆書写技能検定
  日本英語検定協会主催 実用英語検            など

  ※最近は、社会人としてのマナーや心構えを学習することができる
   秘書検定の受験者が増えてきています


 合格体験記 ~先輩からのメッセージ~           ※名前をクリックしてご覧ください

  □渡邊明希穂(9冠、明治大学進学、令和5年度卒業生)

    私は高校入学と同時に全商検定1級九種目取得という目標を立て、その目標を達成するために、日々努力を積
   み重ねてきました。
    検定の中で一番大変だったのは、1年生の時に1日で全商簿記検定2級、全商簿記検定1級会計部門、原価計算
   部門の3つを受検したことです。3つ全て合格するために、毎日放課後部活動で勉強をしました。わからない問
   題がたくさんあり、諦めそうになることもありましたが、顧問の先生がわかりやすく丁寧に教えて下さったおか
   げで、3つ全て合格することができました。さらに、全商簿記検定1級で満点賞を獲ることもできました。検定
   を取得していく上で私が一番大事にしたことは、常に目標を立てるということです。私は、全商検定1級九種目
   取得を1番大きな目標として立て、その目標を達成するために、いつ、どの検定を受けるのかというところまで
   細かく目標を立てるようにしました。目標を立てることで、常にやる気を持って全力で勉強に取り組むことがで
   き、小さな目標を少しずつ達成した結果、全商検定1級九種目取得を達成できたと思います。
    私が検定に合格できたのは、わからない問題を親身に教えて下さった先生方や、一緒に検定勉強に励んできた
   友達、諦めそうになった時、励ましの言葉や応援の言葉をくれた家族の存在があったからだと思います。支えて
   下さった全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。
    後輩の皆さんはこれからも検定を取得する機会がたくさんあると思います。様々な検定に挑戦することは進路
   活動で役に立つだけではなく、自分自身を高めることにもつながります。高校生活は検定の勉強だけではなく、
   学校の勉強もあるので、両立するのはとても大変ですが、多くの人の力も借りて、感謝の気持ちを忘れずに頑張
   ってほしいです。(生徒会機関誌『わだち』第57号より)

  □松浦由季奈(9冠、北海道情報専門学校進学、令和4年度卒業生)

    私は全商検定9冠取得を目標に南商に入学しました。そしてその目標を叶えるべく、OAビジネス部に入部し
   ました。私が入学した年は、コロナウイルスの影響で、OAビジネス部のすべての大会がなくなってしまったの
   で、その分検定取得に力を入れました。1年生で最大限受けられる検定を受験し、1年生修了時には5冠を取得
   しました。
    2年生では全商検定に3回、実用英語検定2級に1回落ちてしまいました。高校に入って初めてやる珠算の検
   定では2回のチャンスを逃してしまいました。そのため珠算部にお邪魔をして練習をしました。また、全商英語
   検定・実用英語検定ともに昼休みなどに先生に質問しに行ったり、面接の指導をしていただいて再チャレンジし
   ました。たくさんの先輩や先生方の力を借りて、落ちた検定はすべて合格することができました。
    この2年生での経験があったことで、目標を諦めずに努力を続けることが大切だと改めて感じました。そして、
   自分では力が及ばない部分においては先生方を頼ることも自分の力になるとわかりました。南商の先生方は優し
   く親身になって対応をしてくださるので、検定勉強で何か困ったことがあった際には積極的に先生方を頼ってみ
   てください。
    これまでたくさんの検定を受け、目標を諦めることなく努力を続けられたのは協力をしてくださったり、応援
   をしてくださった先生や周りの人のおかげだと思っています。これは検定に合格をしても、落ちてしまっても変
   わらないことだと思うので、後輩の皆さんも感謝を忘れずに、途中で諦めることなく最後まで頑張ってほしいと
   思います。 (生徒会機関誌『わだち』第56号より

  □近藤小夏(9冠、ホクレン農業協同組合連合会就職、令和3年度卒業生)

    私は、先輩にあこがれて高校入学時に全商検定1級9種目取得したいという目標がありました。その目標を達
   成するために、部活の仲間と毎日勉強を頑張ってきました。検定を取得するにあたり苦労したことは、検定の勉
   強と学校の勉強の両立です。私は、2つ以上のことを同時進行するのが苦手だったので、検定期間と考査期間、
   漢字コンクールが重なったときはどれも落とさないように勉強を頑張ることが大変でした。そのため、計画的に
   勉強を進め、近づいてきたときに焦らないように余裕を持つことで乗り越えることができました。
    そして、大切だと思うことは感謝の気持ちを忘れないことです。私は、どの検定でも多くの先生方や友達、家
   族に支えてもらいました。先生方は、休み時間や放課後でもわからない問題を私が理解するまで丁寧に教えて下
   さりました。また、友達や家族はなかなか合格点に届かなくて落ち込んでいる私を励まし、お菓子の差し入れな
   どもしてくれました。多くの支えがなければ、私は全商検定1級9種目取得することができていなかったし、諦
   めていたと思います。感謝の気持ちを忘れないことで勉強も頑張ることができたので、後輩の皆さんにも感謝の
   気持ちは忘れないでほしいです。
    検定を取得することで、進路活動に役立つことだけでなく、自分の頑張りが結果として出てくるので考査の勉
   強などのモチベーションにもなると思います。後輩の皆さんも検定取得をこれからも頑張ってください!(生徒
   会機関誌『わだち』第55号より)

  □宮前千華子(9冠、北海道情報専門学校進学、令和2年度卒業生)

    私は入学当初から検定を多く取りたいという漠然とした目標がありました。それから少し経ち、先輩方が全商
   検定にて全種目取得するのを間近で見て、私も全商検定の全種目取得という明確な目標を持つようになりました。
   そこからはできるだけ後の方に検定を残さないよう、早めに取得することを意識し勉強をしてきました。
    資格取得にあたり特に苦労したことは、学校の勉強と資格の勉強との両立です。学校の勉強を疎かにして資格
   を取得しても私自身納得ができないので、考査期間と検定時期が重なった際にどちらも落とさずに両立して勉強
   するのが大変でした。
    私は先生方に沢山支えていただいたため、全商検定にて全種目取得を達成することができました。私がわから
   ない問題を聞きに行った際には優しく丁寧に教えてくださり、何度も聞きに行ったことがあるのですが、その際
   も親身に付き合ってくださりました。先生方の支えがなければ、決して全種目取得を達成することはできません
   でした。これまでの3年間本当にありがとうございました。(生徒会機関誌『わだち』第54号より)

  □川田潤也(9冠、札幌商工会議所付属専門学校税務会計学科進学、令和元年度卒業生)

    私が全商検定で全種目の達成を目標としたのは高校に入学して商業科の授業を受けたときでした。初めて習う
   商業科の授業は刺激が強く、とても面白く感じました。そして南商では多くの検定を受けられることを知り、自
   分の力を試してみたいと思い挑戦しました。
    資格取得にあたり一番苦労したことは、部活動や学校の授業との両立をさせることでした。私は貪欲な性格な
   ので楽器も上手になりたいし、定期テストでは上位を取りたかったので、通学時間や学校の休み時間を活用し、
   検定の勉強時間にあてました。  
    また、私が今回このように大きな目標を達成できたのは、周りからの応援があったからだと思います。支えて
   下さった方々に、大変感謝しています。特に部活動の先生や仲間、両親からの励ましには何度も助けられました。
   部活動後に検定の勉強をしていた際に、わからない問題を教えてくれたり、一緒に調べてくれたり、検定会場ま
   での送迎時に「頑張れ」と応援してくれたり、多くの方に支えられてきました。そして、これからの後輩たちが
   私と同じ目標をもっていれば、今度は私が応援したいと思います。(生徒会機関誌『わだち』第53号より)

  □山川穂乃香(9冠、小樽商科大学進学、平成30年度卒業生)

     私は実践力、コミュニケーション能力など、社会で求められる「生きる力」を身に着けたいと思い、商業高
    校に進学しました。商業高校は、将来選択できる職業の幅が狭くなるのではないかと思う人もいるかもしれま
    せんが、私は商業高校に進学したからこそ、自分の可能性を広げることができました。
     私は、全国商業高等学校協会が主催する検定の取得に力を入れてきました。この検定は全部で9種目ありま
    すが、入学当初から卒業までに全種目1級合格を目標にしていました。全国でも達成者は少なく、本校でも現
    在まで2人しかいません。それでも、私が学校で3人目の全種目1級取得者になるという強い気持ちを持ち続
    けていました。その結果、2年生までに1級を8種目取得しました。どの検定も一つとして簡単なものはなく、
    心が折れそうになることもありましたが、わからないところは友達や先生方に教えていただき、何とか克服す
    ることができました。本当に、周りの方々の協力なくして9種目合格は達成できなかったと思っています。た
    くさんの方々への感謝の気持ちを忘れず、これからも努力を続けていきたいです。
     部活動は三年間OAビジネス部に所属していました。初めのころはなかなか理解が追い付かず、同級生から
    遅れをとってしまったり、大会に出場しても思うような結果が残せなかったりと、自分には情報処理の勉強が
    向いていないのではないかと思い、やめてしまおうかと考えたこともありました。しかし、今はやめずに続け
    ていて本当に良かったと思っています。できない、悔しいという思いが原動力となり、努力を続けた結果、大
    会の一つである全国IT簿記選手権大会に北海道代表として2年連続で出場することができました。個人、団
    体ともに11位と好成績を残すことができました。
     私は中学生のころ、消極的で部活動にも所属していませんでした。これといった特技もなく、自分に自信が
    持てませんでした。そんな私が部活動で北海道代表として全国大会に出場するなんて、海外での研修に参加す
    るなんて、さらに、大の苦手だったタイピングや電卓の早打ちが自分の特技になるなんて思ってもみませんで
    した。私がここまで変わることができたのは、商業高校に進学したからだと思っています。3年間で積極性が
    身につき、人間的に成長することもできました。
     私は将来、商業の教員になりたいと思っています。自分に学びの楽しさを教えてくれた商業科目を、生徒に
    わかりやすく教えられる教師を目指します。また、授業だけでなく、努力がなかなか報われず苦しい思いをし
    ている生徒の気持ちに寄り添い、温かい言葉をかけてあげられるような教員、そして私を育てて成長させてく
    れた母校に戻り、どんな場所でも輝ける、自分の道を生き抜いていけるような後輩の指導に当たるのが今の私
    の最大の目標です。(「北海道高等学校産業教育意見体験発表会」発表原稿より抜粋)




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